高尾山に観光に行こうと思っているけど、丸1日の時間は取れそうにない。
昼過ぎから出かけて半日だけ観光しようと思っているけど、時間が足りるのか心配。
半日でも楽しめるような「高尾山の半日観光プラン」を教えて欲しい。
こんなことを考えている方へ。
この記事のポイントは以下です。
この記事を書いている私は、一人旅好きのフリーランスです。
いままで10ヶ国以上を一人旅したり、バンコクで1ヶ月間暮らしたり、都内のホテルを点々としながらコワーコングで働いたりしてきました。
高尾山が初めての方におすすめの半日観光プラン【昼からでもOK】
先日、高尾山を半日観光しました。
ちょうど紅葉が見頃の11月に行きました。登山道にある紅葉がとにかく綺麗な時期でした。
高尾山の玄関口である「高尾山駅」に着いたのは15:30。かなり遅めのスタートになってしまったのですが、結構楽しめました。
そんな私が実際に行った「高尾山の半日観光コース」を紹介します。
実際に観光したスケジュールはこちら。
15:30 駅前の看板で登山ルート確認
15:45 ケーブルカー駅前の大通りで腹ごしらえ
16:00 登山開始
〜紅葉や景色、お団子を楽しむ〜
17:00 山頂に到着&下山開始
〜夜景を楽しむ〜
18:00 高尾山口駅着(帰宅)
高尾山半日プランの楽しみ方
高尾山を半日で満喫するポイントをまとめました。
という流れです。
順番に解説します。
登る前にルートを確認しよう
登山の前にルートを確認しましょう。
高尾山口駅の前に大きな看板があるのですが、ここで登山ルートを見ることができます。
登山ルートは8種類あります。距離や難易度、山頂までの所要時間はそれぞれ異なります。私は一番メジャーな「1号路」で行くことにしました。
所要時間は、
・下りが90分
でした。
このとき15:30頃でした。
往復で190分(約3時間)なので、帰ってこれるのは18:30頃の想定でした。
(実際は往復120分ほどでして、道中の休憩や山頂で景色を楽しんだりもしましたが、最終的には18:00に駅に戻ってきました)
また、高尾山口駅には靴洗い場があります。
登山で靴が汚れても洗えるので安心です。嬉しい心遣いですね。
登る前に腹ごしらえをしよう
高尾山口駅から「1号路」の入り口までは少し距離があります。
案内標識や人の流れに沿って歩いていけば、自然と着きます。その道中には屋台や露店があります。
たとえばこちらは川魚の塩焼き。
目の前で炭火で焼いてくれます。非常に美味しそうで惹かれたのですが、長蛇の列だったので諦めました。
「1号路」に行く途中には大通りがあります。
道の両側には飲食店やお土産屋さん、和菓子屋さんなどがあります。私が行ったのは11月の紅葉シーズンのとある休日でしたが、ほとんどのお店が満席でした。
名物の「高尾まんじゅう」ののれんを掲げたお店が多くあります。中でも明治30年創業の「有喜堂」 が有名です。
私は手焼きの煎餅を買って食べました。
いよいよ山に登ります。
登山を楽しもう
大通りを抜けるとケーブルカー乗り場が目に入ります。登山道の入口はその横にあります。ここから山頂まで約100分です。
道中にはお手洗いや茶屋があります。地面は舗装されており登りやすいです。
途中にはお寺もあります。その境内を突っ切るようにルートが整備されており、お寺を登っているみたいで新鮮でした。
火が落ちると灯籠の光が綺麗です。
夜の山は怖いのですが、観光地化されている高尾山なら登山者も多く安心です。ただ、足元を照らすライトは持っていったほうがいいです。
紅葉を感じよう
山頂までの道すがら、高尾山の秋を随所で感じることができます。自分のペースで登りながら、ゆっくり鑑賞できます。
まずは、高尾山口駅を出てすぐの場所。川沿いに植えられているもみじが素晴らしく美しいです。
ケーブルカー乗り場の手前、登山道の入り口にも立派なもみじがあります。
登山道でもすばらしい紅葉と出会えます。
私も含め、多くの登山客が足を止めて、赤く染まった紅葉を鑑賞していました。
登山道には茶屋もあるので、休憩しながら鑑賞するのもおすすめです。
景色を楽しもう
登山道を進むと、時折ひらけた場所に出ます。
そこからの眺めは最高です。
紅葉と夕焼け空のコントラスト。
三分の一ほど登ったところで見つけた「東京湾は見えますか?」の看板。うーん、残念ながらこの日は雲が多くて見れませんでした。
山頂につく頃には日が落ちかけていました。
地平線の先に沈む太陽が綺麗です。
名物のお団子を楽しもう
せっかく高尾山に来たのなら、名物の「三福団子」を食べましょう。
雑穀が入ったお団子に、甘味噌をつけて食べます。
1本300円です。
11月の晩秋。日も落ちて冷えた身体にお団子の温かさが染みます。
お団子は炭火で焼いてくれます。この光景を見ているだけで暖かくなりますね。
ちなみに山頂には大きめの茶屋がありました。おでんやら蕎麦やらお酒やらを楽しめる場所でした。
今回は時間がなかっため寄りませんでしたが、時間が許せば山頂で一杯やりたかったですね。
夜景を楽しもう
16:00に登り始めて山頂に着いたのが17:00頃。11月の空は日が落ちるのが早く、下山の途中で真っ暗になっていました。
下山中、ひらけた場所に出ると綺麗な月が出ていました。
夜の高尾山も最高です。
ただ足元が暗いので危険です。懐中電灯を持って行きましょう。
ケーブルカー乗り場には下山しようとする人で多くの列ができていました。夕方以降は混雑するようです。「帰りはケーブルカー」と考えている方は早めに乗り場に行かれることをおすすめします。
高尾山に行く前に確認しておくべきこと
高尾山に観光に行く前に確認しておくべきことをまとめました。
②懐中電灯を持っていこう
③防寒対策をしっかりしよう
の3つです。
山頂までの所要時間と下山の所要時間
事前に「山頂までの所要時間」と「下山の所要時間」を確認しておきましょう。
標高が低いといえども山は山です。自分の体力を過信せず、余裕をもったスケジュールで観光しましょう。
山頂へのルートはいくつかあり所要時間が異なります。
一番メジャーな「1号路」を使う場合は、
です。
ただ、私はややハイペースで登ったので、それぞれ片道60分ほどでした。
懐中電灯を持っていこう
下山が夜になる可能性があるのならば、懐中電灯を持っていきましょう。
私が行ったのは11月。山頂に着いたのは17:00頃でちょうど夕暮れ。下山時は日が落ちて真っ暗でした。
登山道には街灯がない(一部の場所にはあるが基本的にはない)ので、足元が真っ暗になります。
コンパクトな懐中電灯があると安心です。高い買い物ではないです。これで安全を担保できるなら安いはず。
防寒対策をしっかりしよう
晩秋〜初春の時期に行く場合は、防寒対策をしっかりしていきましょう。
標高が低いと言えども、山は山です。山頂の気温は地上と異なります。コンパクトに折りたためるポケッタブルジャケットがあれば安心です。
高尾山の基本情報(登山情報・アクセス)
高尾山を観光するための基本情報をまとめました。
登山情報について
「高尾登山電鉄公式サイト」では、登山コースやケーブルカーの情報を確認できます。
ケーブルカーは高尾山のふもとから中腹の間を往復しています。これを使えば大幅にショートカットできます。
ですが、私が行った11月の紅葉シーズンの休日は非常に混んでおり、乗り場には長蛇の列ができていました。
アクセス(電車)
都内から電車で行く場合は京王電鉄の「高尾山口駅」で降ります。駅を降りて道なりに進めば、高尾山の登山道に着きます。
アクセス(車やレンタカーで行く)
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高尾山周辺の駐車場はこちら。
【高尾山祈祷所 駐車場】
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【駐車場 佐戸】
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【タイムズ高尾山口駅前駐車場】
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【高尾山麓駐車場】
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まとめ
この記事のポイントをまとめます。
11月の紅葉シーズンに高尾山に半日観光に行ってきました。
スケジュールはこちら。
遅い時間に登る場合は、下山は真っ暗になります。安全のためにも懐中電灯を持っていきましょう。
今回はここまで!
チャオ!