マレーシアはクアラルンプールのチョウキット市場をご存知でしょうか。
LRT(モノレール)のチョウキット駅の近くにある、庶民のマーケットです。
新鮮な肉、魚、野菜、果物。
マレーシアの食が集まっている市場です。
ペトロナス・ツインタワーに代表されるように、都会的なイメージを持つクアラルンプール。
ですが、そうしたキラキラの観光地に行くだけではつまらないですよね。
せっかく異国の地に来たのならば、現地の暮らしに迫りたいもの。
ということで、クアラルンプールに旅行に行った際、チョウキット市場に足を運びました。
今回は、その様子をご紹介します。
この記事はこんな人におすすめです!
・クアラルンプールの市場で人々の暮らしを見てみたい〜という人
チョウキット市場とは?
チョウキット市場はクアラルンプールにある生鮮市場です。
トゥンク・アブドゥル・ラーマン通りという繁華街に面しています。
ここは、イギリス統治時代からの歴史ある建物が多く存在します。
いわゆるコロニアル建築です。
この通りはやや下町的な要素が強く、一部では治安が悪いとも言われています。
マレー系やインド系など、多くの人々がこの場所に住んでおり、街を歩くと各民族独特の強さを体感できるはずです。
チョウキット市場では東南アジア独特の空気を感じることができます。
肉、魚、野菜、果物、乾物、スパイス、お菓子・・・。
これら無数のお店が、雑然と並び、いつも活気があります。
また、この市場は通路が濡れていることから、「ウェットマーケット」とも呼ばれています。
生鮮食品を扱うので、どうしたって水を使うのですね。
特に、肉や魚のエリアは濡れています。
チョウキット市場の場所、行き方は?
チョウキットの市場はKLモノレールのチョウキット駅の近くにあります。
駅からは徒歩〜10分ほどです。
クアラルンプールは鉄道網が発達しており、非常に便利です。
市内の移動なら、大抵のことが鉄道(KLモノレールとLRT)で片がつきます。
大通り沿いに入口があるので、入りやすいと思います。
場所はこちら。
チョウキット市場の治安は?
チョウキット周辺は、マレー系の人々が多く住む下町エリアと言われています。
チョウキット市場も、昼夜を問わず、マレー系の人々で賑わっています。
このチョウキット周辺は、多くのガイドブックで治安が良くないと言われています。
夜のひとり歩きは注意、女性のひとり歩きも注意、とのことです。
実際に私がチョウキット市場に行った感想ですが、スリには注意したほうが良いと思います。
なにしろ、市場内は薄暗く、通路の幅も狭いのです。
当たり前かもしれませんが、財布を後ろのポケットに入れない、荷物は前で持つ・・・。
などの、基本的な防犯対策は怠らないほうが懸命かと。
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とはいえ、警戒しすぎて、旅を楽しめないのはもったいない。
最低限のラインは守りつつ、クアラルンプール市民の台所を楽しみましょう。
チョウキット市場を散策
旅行に行くといつもその町の市場に行きます。
美味しい物にありつけるし、その国の素の生活を垣間見ることができるので好きです。
そしてやっぱり、活気があって元気がもらえるんですよね。
チョウキット市場には4つのエリアがあります。
どのエリアもザ・市場って感じで、活気があります。
では、それぞれのエリアごとに見ていきましょー!
果物エリア
最初に入ったのは果物エリアでした。
色鮮やかで美しい南国フルーツが迎えてくれます。
これはリンゴ、オレンジ・・・でしょうか。
無造作にどざっと豪快に置かれています。
見慣れない南国のフルーツも多かったですが、私たち日本人にも馴染みのあるフルーツも多くありました。
たとえばこちらは、オレンジ、青りんご、レモンですね。
こちらは、果物エリアの混み具合です。
この時、お昼の12:00頃。
大変な混み具合です。
朝は更に混んでいるのでしょうか。
こんなにフルーツを見ていると、つい食べたくなります。
値札はちゃんとありました。
どうやら、バラ売りはしておらず、●コで●RM(リンギット・マレーシア)という形で売られているようでした。
ちなみに、1RMは¥27くらいです(2019年5月時点)。
これはマンゴーのようです。
3コで10RMの値札が見えます。
日本で買うと高いマンゴーですが、マレーシアでは1コ¥100以下で買えるのですね。
ちなみに、マンゴーの隣にあるのは「ローズアップル」という果物。
味と食感は「りんご+なし」らしいです笑
こちらのリンゴは、5コ10RMのようでした。
しかし、こちらは独り身の旅行者。
ひとりでリンゴを5コも食べれません・・・。
でも食べたい・・・。
ということで、交渉してみました。
私「1コだけ買える?」
おじさん「いいよ!」
買えるようです〜
嬉しい!!!
提示された金額は若干割高だったのですが、許容。
青リンゴを買いました。
爽やかな酸味が南国の暑さに合います。
2コ買いました。
1つ3RMで、計6RM。
さっそく市場の端でいただきます。
結局この後、みかん、ぶどうなどを買っては食べ、買っては食べ・・・。
を繰り返しました笑
だって、ぶどうもこんな山盛りで置いてあるんです。
つい食べたくなるじゃないですか笑
ナイトマーケットなどの屋台で買うフルーツもいいですが、やっぱり市場で買うと種類も多いし、鮮度もいいですね。
最高に美味しかったです。
野菜エリア
続いて野菜エリア。
ちょっとこちらでは写真を撮り忘れました・・・。
人参、キャベツ、トマトなど。
見慣れた野菜が並んでいました。
が・・・。
この野菜エリアに衝撃を受けた食材があったので、写真におさめました。
こちら。
遠くから見るとただの泥のように見えますが・・・貝です。
小さい貝です。
しかも生きていて、うねうねうねうねしているのです笑
魚エリア
驚きが冷めやらぬまま魚エリアへと向かいます。
こちらは活気があります。
そして、魚特有の臭いが充満しています。
マレーシアの新鮮な海の幸が、きれいに並べられています。
川魚はあんまり見かけなかったです。
やはり、海に囲まれているので海の魚がメインのようです。
ラオスの魚市場は、川魚ばっかりだったので、国の違いがみれて面白いです。
とはいえ共通するのは、見たことない魚がいっぱいあること笑
「Facebookで日本人の友達がいるんだ!」という現地のおじさんと一緒に、市場内をふらふら。
親切にも案内していただきました。
おじさんとは魚エリアでバイバイ。
私もFacebookを交換しておけばよかったです笑
肉エリア
最後はお肉エリアです。
入った瞬間、色々と強烈な光景が目に飛び込んできます。
牛の頭や部位です。
苦手な方は、この先の閲覧はご注意ください。
サッとスクロールすることをオススメいたします。
牛の足や・・・。
皮? もしくはモツの一部・・・。
こういうものが市場内に吊るされています。
日本では見れない光景。
極めつけはこちら。
牛の頭です。
どんな料理になるのでしょうか。
ちょっと気になります。
日本のスーパーでは、こうした生々しい部分は全部隠されて(というかすべて終わって)、パックに入った切り身としてお肉が出てきます。
こういう食品加工の背景にも、ちゃんと目を向けないといけないですね。
やっぱり異国の市場は面白いです!
これにて市場散策は終了です〜
チョウキット市場の基本情報
チョウキット市場はひとりで行っても楽しめるか?
果たして、チョウキット市場ではひとり旅でも楽しめるか?を考えてみたいと思います笑
結論・・・楽しめます!
ですが、黙って見学だけしていてもつまらないでしょう。
お店の人に「これはなんて名前の果物?」「どうやって食べるの?」などと、コミュニケーションを取りながら散策すればきっと楽しめるはず!
自分のペースで見たいところを見れるので楽しいですよ〜
私はフルーツが好きなので、フルーツコーナーにずっと居ました。
そして、店員さんに話しかけては試食を貰っていました笑
その場でフルーツをカットしてくれ、一口くれるのです!
そして、気に入ったら1コ買って、マーケットの端で食べていました〜
まとめ
今回はクアラルンプールのチョウキット市場の観光情報をお届けしました。
いかがでしたでしょうか。
日本の築地市場が好きな人は、きっと楽しめる場所ですよ〜!
ペトロナスツインタワーのような観光名所も面白いですが、あまりガイドブックに載っていない、こうした穴場スポットにもマレーシアの魅力が詰まっています。
それではまとめです!
・お肉コーナーは衝撃的!苦手な人は気をつけて!
・人が多いのでスリには注意!
・市場内は濡れています。サンダルで行くと滑るかも。気をつけて!
ちなみに、チョウキット市場の近くには、インド映画が観れるコロシアム映画館があります。
セットで観光するのもおすすめですよ!
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今回はここまで!
チャオ!
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