クアラルンプールにインド映画を見ることができる映画館があります。
「コロシアム映画館」です。
この映画館は、トゥンク・アブドゥル・ラーマンという大通りにあります。
この通りとその周辺は「リトル・インディア」とも呼ばれており、スパイスを扱うお店や、インド料理屋が多いです。
あとは生地屋も多いですね。
「クアラルンプールでインド映画を見る」
って、なんか面白くないですか？笑
ということで、コロシアム映画館に行ってきました！
この記事ではその様子をレポートしたいと思います！
この記事はこんな人におすすめ。
・普通のガイドブックには載っていない穴場観光スポットに興味がある人
・「クアラルンプールでインド映画を見る」って面白い！と思った人
ちなみにこの後、本場インドのムンバイでインド映画を見てきました笑
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コロシアム映画館とは？
コロシアム映画館は、クアラルンプールにあるインド映画専門の映画館です。
インド系の人々が多く暮らす、トゥンク・アブドゥル・ラーマン通りに位置しています。
だから上映される映画もインド映画が多いのですかね。
マレーシア国内で最も古い映画館のひとつで、その歴史は1920年から続いています。
900人を収容できる大型の映画館です。
外観は歴史を感じる作りになっています。
建物はアールデコスタイル。
西欧の様式美が取り入れられたノスタルジックな建物は見ているだけでも楽しいです〜。
トゥンク・アブドゥル・ラーマン通り
コロシアム映画館のあるトゥンク・アブドゥル・ラーマン通りは、インド系が多い下町的なエリアです。
非常に言いにくい道の名前ですね笑。
この通りは、観光地として有名です。
この通りは、クアラルンプールで最も古くから続く繁華街。
イギリス統治時代の歴史的な建造物が数多く残っています。
コロシアム映画館はまさにそのひとつですね。
インド系の人々が多く住んでいるこのエリアでは、インドの香りと雰囲気を味わうことができます。
とにかくエネルギッシュでパワーがあるエリア！笑
生地屋がずら〜っと並んでいたり、サリーやインドシルクを扱うお店があったり。
インドに関係するお店が沢山あり、前を通ると声をかけられます笑
コロシアム映画館に行くついでに、通りを散策してみてはいかがでしょうか。
コロシアム映画館の場所、行き方
コロシアム映画館は、トゥンク・アブドゥル・ラーマン通りにあります。
通りに面しているので、見つけやすいと思います。
私が行った時は、上映中映画のポスターが飾られていました。
それですぐわかりました。
場所はこちらです。
続いて、コロシアム映画館への行き方です。
近くに鉄道駅がたくさんあるので、アクセス方法はいろいろあります。
私が行ったルートをご紹介します。
私は、コロシアム映画館の北にあるチョウキット駅から行きました。
チョウキット駅から、トゥンク・アブドゥル・ラーマン通りをず〜っと下りながら観光していき、コロシアム映画館に到着。
というルートです。
途中に賑やかな市場があったので、寄ったりしてました。
とにかく活気がある通りなので、歩いても飽きないです。
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チョウキット駅からコロシアム映画館への徒歩ルートはこちら。
トゥンク・アブドゥル・ラーマン通りは一本道なので、迷うことはないです。
色々散策しながらたどり着いたので、〜2時間くらいは経っていたと思います笑
最短でいけば、〜20分ですね。
クアラルンプールのコロシアム映画館でインド映画を見る！
コロシアム映画館に到着
いよいよコロシアム映画館に到着しましたー！
ノスタルジックな外観。
歴史を感じます。
外壁に上映中の映画のポスターが掲げられていました。
「BAHUBALI 2」とあります。
続編みたいですね。
絵から想像するに、アクション物でしょうか。
まずはチケットを買うために中に入ります。
チケットを購入
中に入りました。
人はそこまで多くないです。
やはり、インド系の方が多い印象。
何を見ようかなーと上映中映画を確認します。
2つが上映中のようです。
「SIVALINGA」と「BAHUBALI 2」という映画です。
正直、どっちも知りません笑
「BAHUBALI 2」は表にポスターが飾ってあった方ですね。
こちらにしました。
時間的にもちょうど良かったのです。
窓口にチケットを買いに行きます。
BOX OFFICE と書かれた窓口に向かいます。
チケットブースは有人。
ここで、希望の映画と席を伝え、料金を払います。
無事、チケットを購入しました。
大人1枚 14RM。
1RM＝約￥30なので、日本円で￥420です。
安い！！！
日本は￥2,000近くすると言うのに・・・。
ここまで安いと、頻繁に通う庶民の娯楽として定着しそうです。
上映まで少し時間があったので、館内の売店でお買い物。
ポップコーンとコーラを買いました。
やっぱり映画といったらこれです。
これで準備万端！
開演を待ちます。
いよいよ上演！インド映画の鑑賞方法にびっくり！
上映時間が近づくと、劇場内に入ることができました。
中も趣があります。
赤色のシートに、橙の照明。
スクリーンはこの大きさ。
結構なサイズがあります。
席は、ほぼ満席でした。
観客は(おそらく全員)地元のインド系の方々。
日本人は私だけ笑
結構視線を感じた気がしたのですが、気のせいではないでしょう。
そして、上映スタート！
ここからは箇条書きでインド映画あるある！笑
上映直後から爆音。
耳が壊れるほどの音量でした・・・。
静かなシーンに鳴るまで気づかなかったのですが、3、4席隣のおじさんの携帯がずーっと鳴ってたようです。
本人もそれまで気づかなかったらしく、慌てて消していました。
とにかく要所要所でのお客さんの歓声がすごいです。
主人公が悪と対峙する場面では、「それっ、行け！やっちまえ！」と言わんばかりに口笛や歓声をあげる。
逆に悲劇のシーンでは、「あぁ〜」とか「おぉ〜」とか、落胆と悲しみの声をあげる。
随分自由な鑑賞スタイルでした。
これがインド式なのか・・・？
そして、ついつい自分も「あぁー」とか「おぉー」とか声を上げてしまう始末でした。
日本ではできない、とっても楽しい映画鑑賞でした。
上映時間は3時間くらいありました。
非常に長丁場。
そして映画は主人公が悪を倒し、ハッピーエンドで幕を閉じました。
そして、クレジットへ。
日本の場合は、最後まで流しますよね。
そして、見る人は最後まで席にすわって余韻に浸るわけです。
ただ、インド映画@クアラルンプールは違いました。
「おークレジット始まったー」と思ったら、ものの数秒でブチッという音とおもに消えました。
そうして早々に席を立つ観客笑
たしかに、時間が勿体無いといえば・・・そうかもしれないのですが笑
感想
あーだこーだ書きましたが、非常に面白い映画でした。
そして、非常に面白い鑑賞でした。
カルチャーショックが多々ありましたが、こういうところに国民性が出るのですね。
そして何より、￥500以下で見れるという安さが魅力ですね。
日本もこれくらい安かったら毎週行くのに〜と思いました。
帰国してから調べたのですが、BAHUBALI は有名な映画でした。
どうやら前作はインドで歴代興行収入第一位という大作。
だからあれだけ人がいたのでしょうか。
ちなみに、日本でも公開されていたようです。
近くにはコロシアム・カフェ(Coliseum Cafe)もあるよ
Coliseum Cafe (トリップアドバイザー提供)
コロシアム映画館で映画を堪能した後は、カフェで一息つくのはいかがですか？
コロシアムカフェ(Coliseum Cafe)は、コロシアム映画館に隣接したカフェです。
創業は1921年。
コロシアム映画館と同等に歴史があるレトロカフェです。
入って左側がレストランスペース。
右側がカフェ＆バーになっています。
カフェスペースでも食事はできるそうです。
歴史を感じる映画館の後は、歴史を感じるカフェで一服はいかがでしょうか。
コロシアム映画館の基本情報
まとめ
この記事では、クアラルンプールでインド映画が見れるコロシアム映画館をご紹介しました！
「海外まできて映画？」と思われるかもしれませんが、インド映画独特の雰囲気、鑑賞方法は旅の思い出になりますよ笑
ということでまとめです！
・映画は1本￥500以下！リーズナブルに鑑賞できます！
・インド映画独特の鑑賞方法は必見！笑
・映画のあとは、離接するコロシアムカフェで一休みもおすすめ
今回はここまで！
チャオ！
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