インド。
一度行けば人生観が変わる国。
一度行けばその魅力の虜になり、何度も行きたくなる国。
ガイドブックではこんな風に紹介され、海外旅行先としてもはや伝説的な地位を占める国。
そんなインドに、一人旅をしてきました。
2017年の年末〜2018年の年初の7日間です。
行ったのは2都市。
大都市ムンバイと、ガンジス川を有する聖地バラナシ。
年越しはバラナシで過ごしました。
この記事では、ムンバイのチャトラパティ・シヴァージー国際空港から市内へ電車でアクセスする方法を紹介します。
市内へのアクセスは、間違いなくプリペイドタクシーや宿の送迎の方が楽です。
ですが、よりインドを感じたければ電車を使うのがおすすめ。
電車のドアって開いてるの?
電車の上にまで人が乗っているの?
といった疑問が解決することでしょう。
というわけで、この記事はこんな人におすすめです。
・「インドの電車ってどんな感じなの?」と気になっている人
▼インドまでのフライトのエピソードはこちら▼
▼聖地バラナシの年末年始はこちら▼
インドの電車のイメージ
多分、世の中に出回っている写真が悪いせいだと思うのですが、インドの電車って皆さんどんなイメージでしょうか笑
②とっっっても遅延する
大きくはこの2つのイメージではないでしょうか。
とはいえ、ムンバイの電車に限って言えば・・・
②そんなに遅延しない
という印象でした。
大都市だからですかね。
ちなみに、バラナシで会った旅行者に話を聞いたら、デリーからの夜行列車が10時間以上も遅れたと言ってました笑
なんでもこの年末年始の時期というのは、朝方に濃霧が起こり、それが夜行列車の遅延を引き起こすのだそうです。
これは主にインドの北の方(デリーやバラナシ)で起きること。
デリーよりは南にあるムンバイはこの霧の影響は受けないのかもしれません。
前置きが長くなりましたが、乗り方の紹介です。
チャトラパティ・シヴァージー国際空港から市街地へのアクセス方法
まずは、ムンバイの玄関口であるチャトラパティ・シヴァージー国際空港の場所を見てみましょう。
国際空港は、中心市街地から北に30kmほどの場所にあります。
Googleマップで示すとこちらです。
遠いです・・・。
エアポートバスもなければ、市内直通の電車もありません。
なんというアクセスの悪さ笑
ですが、成長著しいインドですから、数年後には交通状況も大きく変わっていることでしょう。
そんな空港から市内へのアクセス方法を見てみましょう。
アクセスの手段は大きく分けて3つあります。
②宿泊先ホテルの送迎
③電車
そして今回詳しくご説明するのは、③の電車です。
①プリペイドタクシー
色々調べると、どうやらこれが一般的な方法のようです。
国際線の到着ロビーには、「PREPAID TAXI」のカウンターがあります。
ここで行き先を告げて、距離に応じた料金を予め窓口で支払います。
するとチケットが貰えます。
あとはそれを持ってタクシーに乗り込めばOKです。
ちなみに、料金は距離に応じて決まってるので面倒な交渉は(たぶん)不要です。
インド門があるコラバ地区(栄えているエリア)までは、約1時間です。
しかし、朝や夕方のラッシュの時間はそれ以上かかることもあるそうです。
②ホテルの送迎
これが一番楽で安全ですね。
送迎付きのホテルならば是非利用したいところです。
③電車
そして大本命の電車です。
電車で行く場合は、空港からサンタクルズ(Santacruz)という駅までタクシーかオートリキシャーで移動し、そこから電車に乗って、チャーチゲート(Churchgate)という駅で降りるコースになります。
チャーチゲートからコラバ地区やフォート地区(栄えているエリア)までは、徒歩で20〜30分ほどです。
空港から市内への電車でのアクセス方法
実際に私が行った空港から市内までの電車でのアクセス方法をご紹介します。
順番はこちらです。
空港から駅まではオートリキシャー。
チャーチゲート駅からコラバ地区までは徒歩で行きました。
所要時間は、トータルで2時間ほどと記憶しています。
プリペイドタクシー行くよりも倍の時間がかかります。
急いでいる人にはおすすめしないルートです笑
それでは細かく見ていきましょう。
空港からサンタクルズ駅まで
国際線ターミナルの外にオートリキシャー乗り場があります。
こんな感じにずらーーーっとリキシャーが並んでおり、順番に乗っていきます。
ドライバーに行き先を告げ、乗り込むだけです。
料金は覚えていないのですが、安かったです。
500円以下だったかと・・・。
ルートはこんな感じ。
10分ほどで着きます。
サンタクルズ駅で電車に乗る
サンタクルズ駅に着きました。
陸橋の上から線路を眺めてみます。
ゴミが・・・多い。
まずはチケットを買います。
もちろん自動券売機なんてないので、窓口に向かいます。
窓口は線路にかかる陸橋の真ん中にあります。
ここです。
「チャーチゲートまで」と言ったら買えます。
お値段10Rs.。
日本円で16円ほど。
桁間違えているんじゃないかと思うほど安いです。
チケットを持ってホームへ向かいます。
改札も何もないので、せっかく買ったチケットを見せることもありませんでした笑
このときは朝の8:00くらいだったので、ホームには人がたくさんいます。
通勤ラッシュですかね。
いよいよ乗り込みます。
時間通りには来なかったですが、20分〜30分程度の遅延だったのでインドにしては良心的。
そして、やっぱりドアがない笑
危ない笑
が、人々はまぁまぁおさまっている。
屋根にも乗ってないし、ほぼルール通りの乗り方。
このドアなし列車ですが、外の景色がよく見えるし、風を感じることができて悪くないかもーーーと思っていたら、砂やらホコリやらが大量に目に入ってきてギブアップ。
インドの洗礼を受けました。
おじさんの背中の向こうにムンバイの朝日を見ながら電車は進みます。
チャーチゲート駅到着!
サンタクルズ駅から電車に乗られること約1時間半。
チャーチゲート駅に到着しました。
Googleマップでは所要時間40分とか出ますが、1時間はかかります。
急いでいる方はご注意ください。
結構大きな駅です。
ここにも改札はなく、結局買ったチケットは使いませんでした笑
ここからは街を歩いて、市街地まで向かいます。
参考までに、かの有名なインド門までは徒歩で30分弱です。
空港から市街地までの行き方はこれで以上です。
サンタクルズ駅で間違った電車に乗らなければ、ほぼ問題なくたどり着くことが出来ます。
電車はドアが開いていて、砂埃がすごい入ってきます。
(というかドアがない)
鼻や目に入ってきてしんどいのですが、発展途上のムンバイの町をよく見ることができます。
ゴミだらけのバラックのその奥で、建設したての高層ビルが建っていたりするのです。
ムンバイ市内の観光情報
電車を使って無事にムンバイの中心市街地についたら観光を楽しみましょう!
美味しいレストランから歴史的な建造物まで。
ムンバイには魅力的なスポットが沢山あります。
これから紹介する場所は、どれも私が実際に足を運んだ場所です。
ムンバイを観光される方の参考になれば幸いです。
▼ボリウッドでインド映画を観たいならこちら▼
▼無料でタージマハルホテルを楽しむ方法はこちら▼
▼ムンバイのインド門で歴史を感じるならこちら▼
▼足を伸ばしてエレファンタ島観光はこちら▼
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まとめ
今回は、ムンバイのチャトラパティ・シヴァージー国際空港から市内まで電車で行く方法をご紹介しました。
いかがでしたでしょうか。
正直、プリペイドタクシーが圧倒的に便利ですが、せっかくインドに来たら電車に乗りたいもの笑
電車での移動は、もはやひとつの「観光」です笑
電車のメリットは「安い」&「インドの生活に触れることができる」の2つです。
でも時間がかかります。
時間に余裕のある旅をされている方は、是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
今回はここまで!
チャオ!