年越しガンジス川をしたかったので、年末年始にインドに行ってきました。
訪れたのは、バラナシとムンバイ。
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行くと人生が変わる・・・というインド。
そんなインドに行くにあたり、使用した航空会社3社をご紹介します。
日本からの往復は、エア・インディア。
ムンバイ-バラナシ間は、インディゴとスパイスジェットを利用しました。
それぞれの航空会社の座席や機内食、遅延はあったのか?などをご紹介します。
この記事はこんな人におすすめです。
・悪名高いエア・インディアに乗るので、実際のところを知りたい人
・インドのLCCインディゴに乗ろうとしている人
・インドのLCCスパイスジェットに乗ろうとしている人
インドの航空会社の評判は?
Googleでインドの航空会社のことを調べると、だいたいエア・インディア(インド航空)の悪口や奇想天外なエピソードが出てきます笑
ちょっと調べただけでもこんなに出てきます笑
中には「もはやギャグだろ・・・」というものも。
私も人生初インドに行くにあたり、色々と調べました。
最終的には「やっぱりインドに行くならインド航空だよね」ということで、行きも帰りもインド航空にしました。
かの有名な旅行記小説の『深夜特急』でも、主人公の沢木耕太郎が日本から旅立つときに乗っていたのがエア・インディアです。
ちなみに、そこでも機体のオンボロさ加減が饒舌に語られていました。
インドの航空会社と聞くと、私はエア・インディアくらいしか思い浮かばないのですが、実はこんなにあるそうです。
左側が社名で、右側がブランド名です。
今回利用したのは、このうち「エア・インディア/Air India」「インディゴ/IndiGo」「スパイスジェット/SpiceJet」です。
90年代までは大手2社のエア・インディアとインディアン・エアウェイズによる寡占状態が続いていたそうなのですが、その後の自由化とLCCの台頭により、いまは多くの航空会社がしのぎを削っています。
かつては大手2社が、王者のようにふんぞり返っていたのかもしれません。
でもいまは、ローコストのLCCもどんどん勢力を拡大しています。
こうなってくると、市場競争が働き、インドの航空会社のサービスレベルも全体的に上がってきているのかもしれません。
フライトスケジュール
今回の年末年始インド旅行のフライトスケジュールをご紹介します。
INOUTはムンバイでした。
全6日間の滞在スケジュールの中で、半分はバラナシに行っていました。
バラナシにはムンバイから国内線を利用した形です。
日本→ムンバイへのエア・インディアは、香港とデリーの2個所を経由し、計12時間のフライトでした。
後述しますが、もちろん遅延して16時間くらいになりました笑
ムンバイ-バラナシ間は約2時間のフライトです。
距離にして約1,500kmくらい離れています。
1,500kmというのは日本でいうと、東京-沖縄間くらいの距離です。
インドって大きいですね〜
フライトの料金
フライトの料金をご紹介します。
おそらくですが、相場より高い値段で取ったと思います。
これらの計画性のなさから、きっと普通に取るより高い金額になっていると思います。
それでは金額を見ていきましょう。
エア・インディアは、2都市経由のトランジットにしては高い金額です。
バラナシ-ムンバイのスパイスジェットも結構高い金額になってしまいました。
しかもこれ、3つのうち2つで遅延しました笑
エア・インディア/Air Indiaに乗ってみた
それでは早速、エア・インディアの搭乗記録から行きましょう。
エア・インディアは、インド国営の航空会社です。
インドを代表する航空会社なのですね。
エア・インディアはスターアライアンスのメンバーです。
日本ではANAが加盟していますね。
インド国内の60都市をはじめ、アジアやオーストラリア、ヨーロッパから北米を含む世界19か国の約30都市に路線を持っています。
関空発は13:25で昼間。
ここから約13時間のフライトを経て、ムンバイには翌日の01:05に到着予定です。
チェックインカウンターで「通路側の席にして欲しい」と伝えたらしてくれたので、割と柔軟に対応してくれます。
フライト時間が長いので、トイレに行きやすい席が良かったんです。
結局、日本-香港間、香港-ムンバイ間で席を移動することで、常に通路側の席にしてくれました。
ボーディングブリッジを渡り、入口でCAさんの「ナマステ」という声で迎えられ、早くもインドを感じます笑
座席に着くとターバンのおじさんがお出迎え。
これで更にインド感が増します笑
機内持ち込みの荷物にはシールが貼られます。
いい加減かと思ったら、意外としっかりしています。
座席や設備はちょっと古い印象を受けました。
座席にあるモニターでは映画や音楽を楽しむことができますが、日本語はありませんでした。
また、UBSプラグは故障しているのか反応せず・・・。
「充電できるー!」と喜んでいたら、ぬか喜びでした笑
そしてお待ちかねの機内食!
離陸してから6時間後くらいの20:00頃に出ました。
チキンを甘辛いソースで煮付けたものと、ライス。
あとは、パン、サラダ、スープでした。
味は美味しかったです。
よく美味しくないとか、インド仕様で辛いとか言われていますが、普段LCCばかり乗っている私からすれば、機内食が出るだけでもありがたいのです。
予定通り香港、デリーを経由し・・・となればよかったのですが、流石エア・インディア。
そんなことはなく、トラブルが発生します。
そもそも今回の便は、トランジット(乗り継ぎ)でした。
トランジットの場合、給油のためにいったん着陸し、再び同じ飛行機で目的地に向かいます。
経由地の香港に到着した後、「機内で待機してください」のアナウンスが流れたので、「これがトランジットか〜」と思いながら、そのまま待機していたのですが・・・。
なんだかスタッフがバタバタし出し、「降りろ降りろ」みたいなことを言われ・・・。
他の乗客と一緒に、急いで荷物を片付け、機内を出ることに。
すると、フロアにはバギー的な乗り物が用意され、それに乗り空港内を爆走。
あまりの展開についていけない中、長蛇の列となっている手荷物検査場の前で降ろされ、「早くチェックを受けろ」みたいなことを言われる始末。
行列の客から白い目で見られる中、なんとか優先レーンで検査を突破し、ボーディングゲートにたどり着きました・・・。
「あれ?トランジットじゃないの?」と思ったのですが、真相は不明。
同一機体だったのか、何か事情で別の機体に移ったのかは分かりませんが、危うくインドにたどり着けないところでした。
正直、エア・インディアのサービスレベルとか、そんなことはもはやどうでもよく笑
無事ムンバイにたどり着けたので、それだけで満足でした笑
ちなみに、ムンバイのチャトラパティ・シヴァージー国際空港には、は1.5時間ほど遅れてAM3:00前に着きました。
そしてそのまま空港泊。
人生初インドの夜は、空港の床が寝床となりました。
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インディゴ/IndiGoに乗ってみた
インディゴは、ムンバイからバラナシに行く際に利用しました。
出発の2日前くらいに予約&大晦日の便で片道¥14,000。
普段はもっと安いのかもしれません。
IndiGoは2006年に運航を開始したインドのLCCです。
2018年の時点で、旅客数シェアでインドの航空会社No1となっています。
設立が浅い割に、急成長した会社です。
機体カラーはインディゴだけに青色。
今回、バラナシに行くにあたりインディゴを選んだ理由・・・。
それは、「遅延が少ない」との口コミを見たからです。
が、実際めちゃくちゃ遅延しました笑
もともと離陸の時間は12:10でした。
が、実際に離陸したのは15:30!
国内線で2時間の遅延です笑
あまりに遅れたせいのか、機内食みたいなものが空港で配られました笑
お詫びのサービスなのか、もともと機内で配布予定だったのかは分かりませんが・・・。
このピラフは美味しかったです。
LCCなのでボーディングブリッジはなし。
タラップで機内に入ります。
機内は清潔で新しかったです。
エア・インディアとは大違いです笑
座席は狭いですし、モニターもないですがLCCなので許容です。
そして、座席の色もブルーでした。
2時間という短いフライトだったので、狭い座席も全くストレスにはなりませんでした。
遅延したのが痛かったですが・・・機体のデザインは一番好きかもです笑
スパイスジェット/SpiceJetに乗ってみた
インドで乗った飛行機の最後はスパイスジェットです。
バラナシからムンバイに帰る際に使用しました。
こちらもLCCです。
直前に予約したので、2.4万円という高い金額になってしまいました。
そしてなんと・・・遅延しませんでした!!!
行きのエア・インディア、バラナシ行きのインディゴ、そして帰りのエア・インディアも遅延したので、遅延しなかったのはスパイスジェットだけ!!!
こちらもボーディングブリッジはなく、タラップで搭乗します。
自分では写真を撮り忘れてしまったのですが、座席はこんな感じ。
インディゴに比べると、地味な色使いです。
もちろんこちらもモニターはなし。
機内食もありませんでした。
まとめ
今回はインドで乗った3つの航空会社をご紹介しました。
いかがでしたでしょうか。
エア・インディア、インディゴ、スパイスジェットのうち、遅延しなかったのはスパイスジェットだけという結果になりました笑
ただ、私が行った年末年始というのは、インドでは早朝に濃霧が発生する時期です。
これにより、インドの交通機関が非常に乱れる時期でもあるのです。
バラナシで出会った日本人旅行者は、夜行列車が10時間以上も遅れたと言いました。
私のフライト遅延もそのせいかもしれません。
まぁ、いずれにせよ、インドに旅行に行っている以上、遅延とかトラブルとかそんな小さなことを気にしちゃいけないかもですね。
日本が正確すぎるのです。
今回はここまで!
チャオ!