・ルアンパバーン旅行のベストシーズンがいつなのかを知りたい
・あと、雨季の情報や気候の情報、物価の情報も知りたい
・ついでにどんな街なのかも教えて欲しい
こんなことを考えている人はいませんか?
この記事を読むことで以下が分かります。
ルアンパバーンはどんな街?
以前、ルアンパバーンに3泊5日の一人旅をしてきました。
この記事はそのときの経験をもとに書いています。
ルアンパバーンはゆったりとした時間が流れるまちで、日本とは大違い。
心のデトックスにおすすめです。
ルアンパバーンは1995年に街全体が世界遺産に登録されました!
日本の九州とほど同等の面積を持つラオス。
その中で、ルアンパバーンはラオスの北部に位置する街です。
そのノスタルジックな町並みは世界のメディアでも大絶賛。
2015年には、イギリスの有名旅行雑誌である『ワンダーラスト(Wonderlust)』の観光地満足度ランキングで第1位を獲得しています。
ノスタルジックな建物を随所で見ることができます。
これらは、フランスによる統治時代の影響を受けています。
19世紀半ば以降、フランスによる統治が続いていたラオス。
それがきっかけで、20世紀の半ばにはラオスは内戦へと突入します。
戦乱を抜け、1975年に「ラオス人民民主共和国」が樹立されます。
これが、今日のラオスです。
美しいノスタルジックな町並みは、こうした歴史の遺産でもあるのです。
ルアンパバーンの歩き方
ルアンパバーンは時間に追われずまったり観光するのがオススメです!
ルアンパバーン観光の見どころは色々あります。
たとえば、市内の見どころはこのあたりです。
郊外だとこんな感じです。
自然と触れ合うアクティビティが多いです。
1日では回りきれないので、最低でも2日(市内1日+郊外日)は欲しいところです。
そんなに旅程を詰め込まず、ブラブラとあてもなく街を歩くのもおすすめです。
なにしろ、町並みが美しいのです。
私の場合はレンタサイクルを借りて、地図も見ず町中をぶらぶらと散策して楽しんでいました。
そして、途中に気になる建物やスポットがあれば、寄っていました。
・雨が降ったら止むまで待って、晴れたらまた歩き出す
・暑さに疲れたら、木陰でココナッツジュースかビアラオでも飲む
そうして、のんびりまったりした時間をラオスでは過ごしていました。
こういうのが好きな方には、抜群にルアンパバーンはおすすめです。
ルアンパバーンへの行き方は?
日本からの直行便はありません。
周辺のアジアの国で乗り換えることになります。
メジャーな行き方は、
です。
乗り換え時間は含めず、日本からは約8時間の空の旅です。
ルアンパバーンの空港は、「ルアンパバーン国際空港」という名前です。
本当にこじんまりとした空港なので迷いません。
私は下記のルートで行きました。
行き | 【エアアジア】 関西国際空港 →クアラルンプール国際空港 →ルアンパバーン国際空港 |
帰り | 【ベトナム航空】 ルアンパバーン国際空港 →ハノイ空港 →関西国際空港 |
私が宿泊した「ソークミーサイゲストハウス」のオーナーさんの話を聞くと、ベトナム航空のハノイ経由ルートが一番良いとのことでした。
理由は次の通り。
たしかに、レガシーキャリアのベトナム航空はサービスがいいですよね。
私は、行きはLCCのエアアジアを使用しました。
帰りはベトナム航空だったので快適な旅でした。
大阪の関空からルアンパバーンまでの行き方をまとめました。
詳しくは下記の記事からどうぞ。
【関連記事】大阪の関西国際空港(関空)からラオスのルアンパバーンへの行き方
ルアンパバーン国際空港から市街地へのアクセス方法は下記の記事で解説しています。
タクシーを利用して15分ほどで5万キープ(約400円)です。
【関連記事】ルアンパバーン国際空港から市内までのアクセス方法【空港ラウンジ・両替情報も】
ルアンパバーンの気候は?
ルアンパバーンには「雨季」と「乾季」があります。
ルアンパバーンは東南アジアのインドシナ半島に位置しており、熱帯モンスーン気候帯です。
雨季には東京の平均降水量の約2倍ほどの雨が降ります。
最高気温は年間を通して、25℃以上です。
ザ・東南アジア、という気候です。
なので、常に半袖短パンをおすすめします。
気候的にはタイやベトナムに近いですね。
私は暑い国が大好きなので、ルアンパバーンの気候は最高でした。
ビールも美味しい気温です。
ルアンパバーン観光のベストシーズンは?
ルアンパバーン観光のベストシーズンは乾季(11月〜2月)です!
この時期は、雨がほとんど降らないので観光や移動に最適です。
また、この時期は年間の中でも気温が低いタイミングなので過ごしやすいです。
そうはいっても日中は25℃くらいまで上がります。
ただ、注意点もあります。
日本で15℃というと、Tシャツ一枚じゃ寒い気温。
ルアンパバーンでも、ジャケットやジャンパーが必要になります。
薄着で行きすぎて風邪をひかないように注意しましょう。
ちなみに、私がルアンパバーンに行ったのは5月でした!
雨季に入る直前で、時折スコールに打たれました。
雨季だからといって、過ごしにくいわけではありません。
確かに雨は多かったですが、一日中降り続いている訳ではありません。
私が滞在した時の様子は、
といった感じでした。
昼も夜も暑いので、風邪をひく心配もないです。
ただ、アスファルトで舗装されていない道は、雨でぐちゃぐちゃになるので靴が相当汚れます。
市街地周辺は道が整備されてますが、すこし郊外に出ると砂利道になります。
なので、
と良いです。
もちろん、日本から持っていってもいいです。
ただ、荷物になりますし現地で買えば安いです。
また、山間部でのトレッキングを考えている人は、雨の影響で地面が滑りやすくなっているので、この時期は注意が必要です。
あと、この時期のメコン川は増水しっぱなしです。上流からの泥水で常に濁っています。きれいなメコン川を見たい方は、乾季に行った方が良いでしょう。
ルアンパバーン市内の交通は?
電車はないです!
移動は徒歩・レンタサイクル・レンタバイク・トゥクトゥクのいずれかになります。
市内だけの観光なら徒歩かレンタサイクルで十分です。
なぜなら、ホテルやレストラン、主要な観光スポットが、2kmほどの距離にまとまっているのです。
街から離れた「クアンシーの滝」などに行く場合は、
などの手段で行く必要があります。
【関連記事】
ルアンパバーンはコンパクトな街です。歩いても楽しいですし、レンタサイクルやバイクタクシーで風を切って走るのも心地よいです。
なお、レンタサイクルやレンタバイクは、ルアンパバーン内のいろいろな宿で貸出をしています。
場所によっては、レンタルする際にパスポートを預けることになります。若干不安になりますが、ちゃんと返ってきますので、ご安心を。
通貨と物価は?
ラオスの通貨単位はkip(キープ)といいます!
紙幣のみで硬貨は使用されていません
硬貨がないのでお財布が軽くて楽です。
あと、物価は安いです。
ただ、タイやベトナムと比べるとちょっと高いかもという印象です。
山に囲まれた国なので、物流費がかかっているのですかね。
なお、日本円との換算はこんな感じです。
簡単な計算方法は、「ゼロをふたつ取る」です。
これでだいたい近い金額になります。
ちなみに、ビールは日本の半額くらいです。
350mlのビール缶(ビアラオ)を、100円ほどで買うことができます。
ビアラオはあっさりしていて、飲みやすいビールです。
暑いルアンパバーンにぴったりで、私も大好きです。
ビザは必要なの?
ラオス(ルアンパバーン)に入国の際は、基本的にビザは不要です。
観光や仕事目的で15日以内の滞在ならば不要です。
それ以上の滞在の場合は、ビザが必要になります。
ビザはルアンパバーンの空港で取得することができます。
いわゆるアライバルビザ(Arrival Visa)です。
なお、申請にはお金の他に顔写真が必要です。
ルアンパバーンの宿について
ルアンパバーン旅行におすすめなのは乾季(11月〜2月)です。
しかし、この時期は宿が取りにくくなります!
私が宿泊した「ソークミーサイゲストハウス」のオーナーさんに色々と教えてもらいました。
乾季(11月〜2月)は観光のベストシーズンですが、どのホテルも予約がいっぱいになるようです。
特に、クリスマス〜年末年始にかけては、日本や欧米の旅行者が増えるとのことでした。このタイミングに旅行される方は、早めに宿の予約を取っておいたほうが良いです。
一方、雨季が近づく5月から雨季真っ只中の9月はオフシーズン。
空き部屋も増え、値段もディスカウントされることが多いようです。
オフシーズンである5月は、日本のGWにあたります。
私がルアンパバーンに行ったのは、ちょうどGWの期間でした。
雨季直前とだけあって、たしかに街全体の観光客は少なかったのですが、日本人旅行者は多かったです。
私が泊まった「ソークミーサイゲストハウス」は日本人宿なのですが、ほぼ満室でした。オーナーに話を聞くと、他のゲストハウスはガラガラだったそうです。
もし、日本人宿に泊まりたい場合は、GWも混むので要注意です。
まとめ
この記事のポイントをまとめます。
こんな感じです。
旅のオススメは確かに乾季の時期ですが、それ以外の時期がダメかと言うとそうではないです。
私は雨季直前の5月に行きましたが、「ちょっと雨が多いかな」くらいの天気でした。
しかも暑いのですぐ乾きます。
私が一人旅したルアンパバーン旅行については下記の記事に詳しくまとめています。
【関連記事】【ルアンパバーン旅行記】世界遺産の街を一人旅してきました
今回はここまで!
チャオ!