ルアンパバーン(ラオス)に一人旅で旅行に行く人
・ルアンパバーンの治安情報を知りたい
・一人旅で行くから何かあったら心配なので、実際に行った人の意見を聞きたい
・あと、安全に旅行するためのアイテムやノウハウがあれば教えて欲しい
こんなことを考えている人はいませんか?
この記事を読むことで以下が分かります。
この記事を書いている私は、以前、ルアンパバーンに一人旅をしてきました。GWの休みを利用して3泊しました。
一人旅って、トラブった時だれにも頼れないので不安ですよね。
治安悪い場所行くときは超不安・・・笑
というわけで今回は、ルアンパバーンの治安について、実際に行ってみた感想を交えてご紹介します。
ルアンパバーンの治安は良い
まず、ルアンパバーンの治安ですが、
あの有名な『地球の歩き方』からラオスの治安情報を引用します。
周辺国に比べ、ラオスは凶悪犯罪が少なく安全な国といえるが、ここ数年、旅行者を狙った犯罪は増加傾向にあり、しかも凶悪化している。しかし事件のほとんどは、ちょっと気をつけていれば避けられた、もしくは被害を最小限に食い止められたもの。
出典元:『地球の歩き方』編集室(2000)『地球の歩き方 ラオス 2017〜2018年版』株式会社ダイヤモンド・ビッグ社 p.238
ここでいう「旅行者を狙った犯罪」というのは、
・ぼったくり
・盗難
・麻薬関連
などを指しています。
正直これらはどの国でも発生しているので、どれほど治安が良いと言われる国でも、犯罪はゼロではないことを認識して行動する必要があるかと。
実際にルアンパバーンに3泊して感想としては、こんな“のんびり”した平和な街で犯罪なんて起きるの? って感じでした。
毎晩、街の中心でナイトマーケットがやっていますが、22:00過ぎには終わります。
よくあるアジアの都市のように、深夜まで賑やか・・・ということはありません。
夜はみんな家に帰って寝る、みたいな感じです。ただその分、夜の街は真っ暗になります。
大通りから一本入ると街灯もなくなり、店の明かりも届かなくなります。
路地は正直何が起きるかわかりませんので、同宿の人がいるなら一緒に帰ったほうが良いと感じました。
あと、ぼったくりも少ないです。
ナイトマーケットでも街の雑貨屋さんでもそうですが、最初から良心的な価格設定がされています。
私は基本的に価格交渉をしない質なのですが(その値段に自分が納得できたら買う)、ラオスでは本当に不要でした。
治安は良いが注意すべきこと
基本的には治安の良いラオスですが、もちろん注意すべきこともあります。
ここでは私が滞在中に実際に感じた「これは気をつけたほうがいいなぁ〜」ということを紹介します。
食べ放題の屋台
毎晩やっているナイトマーケットがあるのですが、その一角に屋台街があります。場所はこちらでです。
ザ・東南アジアみたいなエリアで、観光客には魅力的に感じられるのですが・・・。
宿泊した日本人宿「ソークミーサイゲストハウス」のスタッフの方に注意されたのですが、この中には衛生的に問題のある屋台もあるので、要注意と言われました。
(実際私は行きませんでした)
Googleマップの口コミを見ても、時折「お腹を下した」みたいなコメントを見かけます。
旅先で体調崩すと結構しんどいので、そうしたリスクは極力排除したほうが良いと思います。ルアンパバーンにはおいしいレストランがたくさんありますので。
怪しい勧誘
日本でも海外でもどこでもそうですが、夜に街を歩いているとキャッチに声をかけられます。ルアンパバーンも決して例外ではありません。
私は ↓↓↓ の道あたりで、「ハッパどう?」「おネイサンどう?」みたいに日本語で声をかけられました。
ナイトマーケットの始まりあたりの場所です。
当たり前ですが、こうした声掛けには耳を貸さないようにしましょう。
窃盗
窃盗は万国共通どこでも発生する可能性があります。
ルアンパバーンには世界各国から旅行者が集まるので、ラオス人が善良であっても旅行者の中に悪さを働く者がいるかもしれません。
・飲食店でちょっと荷物から目を離した隙に
・アクティビティ中に荷物を置いた隙に
などなど。
タイミングを挙げればきりがないですが、常に警戒しておくことは大切かと。言い方が悪いですが、あまり自分以外を信用しないほうが良いと思います。
今回の滞在中は幸いにして何も起きなかったのですが、以下のアクティビティの際に荷物を遠くに置かざるを得なかったので、注意が必要だと感じました。
・象使いの免許取得ツアーの時
特にゲストハウスで活躍するのですが、私はいつも南京錠やワイヤーロックなどのセキュリティアイテムを持っていくようにしています。
南京錠はリュックのチャックに通して使ったりもします。鍵を開けないと中を開けないようにするためです
(面倒ですが、チャックを開ける時は毎回鍵を解錠する形です)
安全に旅をするためのノウハウ
アジアを中心に10ヶ国以上を一人旅した私の「安全に旅するためのノウハウ」をご紹介します。
そんなに大げさなものではなく、誰でも再現できる内容です。
盗られても良いものを持っていく
どんなに策を講じても盗られるときは盗られます!笑 あと、無くすときもあります!
ということで、私は海外に行くときには、
ようにしています。
こう書くとアイテムに対して失礼ですが、言い換えると「高価なものは持っていかない」ということです。
たとえば海外用の時計は↓↓↓を使用しています。
あと、スマホも海外用の安い端末を持って行っています。いまはファーウェイ社のものを使っています。
日本で使っているスマホを盗られる or 無くすと結構しんどいので、この方法に落ち着きました。
このサブスマホはsimフリー端末なので、現地では海外用のプリペイドsimカードを入れて利用しています。
よく買っているのはAIS社の8日間4GB使えるsimカードです。海外用のポケットWi-Fiは重いしかさばるので、使っていません。
こんな感じで、盗られても無くしても自分にダメージが少ない物を持っていくようにしています。
防犯アイテムを活用
防犯アイテムもいくつか持っていっています。詳しくは↓↓↓の海外旅行の持ち物リストでご紹介しています。
まず、パスポートはスキミング防止のネックポーチに入れています。シャワーを浴びるときもトイレに行くときも持っていくようにしています。
あとは、荷物を守るための南京錠やワイヤーロックですね。空港や宿、飲食店など色々な場所で使います。
あと、街に出かける時はサコッシュを利用しています。リュックと違い前がけができるので防犯性が高いです。
こんな感じで少しでも身を守るアイテムを使うようにしています。ただ、守りすぎても旅を楽しめないので、バランスが大事ですね♪
「海外安全ホームページ」を活用
これは本当によく使っているサービスです。
外務省が運営する「海外安全ホームページ」では、渡航先の国や地域の安全情報を簡単に確認することができます。
対象地域の危険度を「レベル1」〜「レベル4」で示してくれます。
レベル2 不要不急の渡航は止めてください。
レベル3 渡航は止めてください。
レベル4 退避してください。渡航は止めてください。
政府管轄のHPとあって、情報の正確さや更新の頻度は信頼できるものがあります。
ちなみに、この記事を書いている2019年10月時点のラオスの安全情報は、以下となっています。
・一部地域はレベル2
ラオスの安全情報は以下より確認できます。
海外旅行保険に入る
海外に行く時は「海外旅行保険」に入るようにしています。
よく使うのは、損保ジャパン日本興亜の「off!(オフ)」という保険です。
最近はクレジットカードの旅行保険も充実していますが・・・やっぱり補償の限度額が全然違いますね。
海外の医療費はびっくりするくらい高いです。
カードの補償額ではカバーできないリスクを考慮し、文字通り「保険」の意味で、
を利用しています。
あと、海外旅行保険の場合、オプションで「飛行機遅延保険」が付けられるのも嬉しいですね。
クレジットカードだと一部の上級カードしか付いていない内容です。
クレジットカードの保険について言えば、「エポスカード
」が旅行者の間では人気ですね。
無料で作れるので、旅行保険+エポスカードもアリかと。
というメリットがあります。
興味がある方は以下からどうぞ。
まとめ
この記事のポイントをまとめます。
こんな感じです。
その国の治安の良し悪しは、本人の行動によっても左右されると考えています。
治安が良いと言われる日本だって、危ない場所に無防備に一人で行けば「治安は悪い」のです。
ルアンパバーンは基本的には治安の良い地域です。
事前の情報収集と節度ある行動で、旅を楽しんでください〜♪
今回はここまで!
チャオ!