一人旅って楽しいのかなぁ・・・興味はあるけど、全然イメージが湧かない。
読んだら旅に出たくなるような一人旅の本があったら教えて欲しい。
あと、一人旅のノウハウやお役立ち情報があれば一緒に知りたい。
こんなことを考えている人はいませんか?
この記事のポイントはこちらです。
先日、こんなツイートをしました。
このツイートを掘り下げます。
私が旅に出たくなったときに読む本は以下。
・『深夜特急』沢木耕太郎
・『世界よ踊れ』ナオト・インティライミ
・『行かずに死ねるか』石田ゆうすけ
・『何でも見てやろう』小田実
特に、深夜特急は何度読んでも面白い。人生初香港に行ったときは、第1巻の「香港・マカオ編」を持っていきました
読むと一人旅がしたくなる本
私は読書が趣味です。
自宅には本が500冊くらいあります。
新書・小説・ノンフィクション・SFと何でも読みますが「旅行記」は好きなジャンルのひとつです。
旅行記もいままで何十冊も読みました。
旅行に行きたくても行けないときは、旅行記を読んで“旅行行きたい欲”を発散したりしています。
【関連記事】旅行に行きたくても行けない時のストレス解消法5つ【旅好きが解説】
今回は私が保有する旅行記のその中から「読むと一人旅がしたくなる」おすすめの本を紹介します。
おすすめの本は次のとおりです。
『王とサーカス』は旅行記ではなくフィクションのミステリなのですが、面白いので許してください。
では、一冊ずつ詳しく解説していきます。
『深夜特急』沢木耕太郎
バックパッカーのバイブル。
26歳の著者(沢木耕太郎)がある日「インドのデリーからイギリスのロンドンまで、乗合いバスで行く」と思い立ち、仕事を辞めて旅に出る話です。
文庫本は全6巻。旅の出発地である「香港・マカオ編」が第1巻。旅の終着地である「南ヨーロッパ・ロンドン編」が最終巻です。旅の熱量がダイレクトに伝わる筆致は迫力。読んだら旅に出たくなっちゃいます。
『世界よ踊れ』ナオト・インティライミ
歌手のナオト・インティライミさんの本。
28ヵ国、515日の世界一周の記録です。著者のナオトさんがパワフル過ぎてとにかく面白い。現地のサッカー大会に勝手に混じったり、勝手に路上ライブしたりとやりたい放題。
読んでいて元気がもらえる本です。
『行かずに死ねるか』石田ゆうすけ
自転車で世界一周をした石田ゆうすけさんの本。
『世界よ踊れ』と同様の“パワー”を持った本です。走行距離は9万5千キロ、要すること7年半。壮大な旅の記録です。
明るい文章で書かれているのですが、本当に危険と隣り合わせの旅を経験されています。
なお、この本の続編で世界一周中の「食」をまとめた『洗面器でヤギごはん』があるのですが、こっちも相当面白いです。
『何でも見てやろう』小田実
『深夜特急』を遡ること約20年。1960年代にフルブライト留学生として欧米・アジアを旅した小田実さんの旅行記です。
時は東西冷戦。今とは違い過ぎる世界情勢ゆえに、旅行記というか歴史書を読んでいるかのよう。「当時の日本人は世界をこう見ていたのか!」という新しい発見もあります。
『世界をひとりで歩いてみた』眞鍋かをり
タレントの眞鍋かをりさんの一人旅エッセイ。眞鍋さんは一人旅好きとして有名。アメトーーク!の「一人旅芸人」にも出演していました。
【関連記事】アメトーーク「ひとり旅芸人」で出た質問に20代一人旅好きの男が答えてみた!
この本は30代で一人旅に目覚めた筆者の“一人旅成長期”といった内容。言葉も文化も違う海外で、時にトラブルに遭いながらも、行き当たりばったりな旅を楽しんでいる様子が描かれています。
自分の“初”一人旅を思い出して「あるある〜」と頷きながら読める本です。また、「一人旅女子の本音」みたいなものが描かれているので、女性は共感できる内容が多いかも。
『ラオスにいったい何があるというんですか?』村上春樹
著者の村上さんがいままで雑誌に寄稿した旅行記を集めたもの。収録されている都市全部で9都市。中には日本もあります。
1都市につき数十ページでまとまっており、読みやすい短編集です。
収録されている9都市は次のとおりです。
タイトルにも入っているラオスには、私も2018年に一人旅をしました。
訪れたのは奇しくも本と同じルアンパバーン。
本の中で描かれる都市の姿形と、実際に自分が感じる都市の息吹。それを比較するのが面白かったです。
ルアンパバーンの旅行記は以下にまとめています。
- 【関連記事】【ルアンパバーン旅行記】世界遺産の街を一人旅してきました
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『王とサーカス』米澤穂信
この本は旅行記ではなくミステリです。
フィクションではあるのですが、2001年6月にネパールの王宮で実際に起きた王宮での事件が基になっています。
米澤穂信さんのミステリーは好きでよく読むのですが、この物語の舞台はネパールのカトマンズ。ヒマラヤ山脈を抱く町ですね。
フリーの日本人ジャーナリストが、カトマンズ滞在中に現地で発生した事件を解決していくというストーリー。
作中にカトマンズの街が登場し街の情景が描かれます。私はカトマンズに行ったことがなく、そしていつか行きたい町でもあるので、私の「カトマンズ行きたい欲」を高めてくれた作品です。
ミステリ小説として抜群に面白いですよ。
一人旅のノウハウやお役立ち情報の記事を紹介
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まとめ
この記事のポイントをまとめます。
読むと一人旅がしたくなる本は以下です。
基本的にすべて旅行記です。
『王とサーカス』だけはフィクションのミステリです。とはいえ、ネパールで実際におきた事件がベースとなっています。
今回はここまで!
チャオ!