ガンジス川を見ながら年越しをしてみたい!
と思ったので、年末年始にインドに旅行に行ってきました。
もちろん一人旅。
行ったのは2都市。
商業都市ムンバイと聖地バラナシです。
年越しの瞬間は、バラナシで過ごしました。
今回は、そんな年末年始の聖地バラナシの様子をお伝えしたいと思います。
先に感想を言ってしまうと、Happy New Yearだからといって、街全体が異常に盛り上がることはありませんでした。
平常運転というか、泰然としているというか。
それでは行ってみましょー!
この記事ではこんなことがわかります。
・元旦のガンジス川はどんな感じ?
・年越しの瞬間は何をした?
旅のスケジュール
バラナシの滞在スケジュールはこちらです。
この前後でムンバイに行っていたので、バラナシへはムンバイからのフライトになりました。
往路はこちら。
大晦日の午後にバラナシ着のスケジュール。
12/31 14:20 バラナシ着
続いて復路。
元旦はバラナシで過ごし、その翌日の午後の便でムンバイに帰りました。
1/2 18:50 ムンバイ着
バラナシでの滞在は、2泊3日でした。
ちょうどピンポイントで、年末年始のタイミングです。
もっといたかったのですが・・・。
IN、OUTをムンバイにしてしまったので、ムンバイに帰らないと行けなかったのです。
ちなみに往路の飛行機が3時間くらい遅延しました笑
危うく年越しを空港で過ごすことになるかと思いました笑
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大晦日のバラナシへ
大晦日の12/31、ムンバイのチャトラパティ・シヴァージー国際空港からバラナシ空港まで向かいました。
使ったのはインドのLLCのIndiGo Air。
空港からはタクシーで、市街地に向かいます。
アスファルトで舗装されているムンバイとは違い、道路は土。
これぞインド!といった道を進むこと数十分。
ガンジス川に近づいてきたあたりで、想像以上の大渋滞。
なんとか歩いても行けそうな距離だったので、タクシーを降ります。
薄暗いバラナシの道を歩いていきます。
ただなんというか・・・。
大晦日の忙しない感じはしません笑
日常のバラナシを知らないので適当なことを言いますが、インドの人たちは平常運転といった感じ。
牛も平常運転。
我が物顔で道を歩いています。
迷路みたいなバラナシのバザールを抜けて、なんとかお世話になる宿に到着。
BABA GUEST HOUSEです。
このとき19:30。
年越しまでもうすぐです。
ババゲストハウスの紹介はこちらの記事からどうぞ。
お腹が空いたので、宿で出会った方と一緒に近くのレストランへ。
インドだけにやっぱりカレー。
インド旅行中に何度もカレー食べましたが、どこで食べても美味しいのです。
ちなみに、この方も私と同じく一人旅でした。
「なぜ年末年始に、わざわざ一人でバラナシに???」的なトークで花が咲きます。
行ったお店は、Sushi Cafe(スシカフェ)というお店。
こちらの記事で詳しく紹介しています。
夕食後はガンジス河を散歩。
時刻は23:00前。
しかし、なんというか・・・人っ子一人いないのです。
香港とかタイとかカンボジアとか、色々な国で年越しをしましたが、もっと騒がしい印象。
し〜〜〜んと静まり返っています。
これが聖地の年越しなんでしょうか笑
年越しの瞬間
時刻は23:00すぎ。
宿へと戻ってきました。
BABA GUESTHOUSEには屋上があります。
年越しのタイミングに部屋にいるのも何か寂しいので、屋上に登りました。
すると・・・続々と人が集まってきました笑
街灯がないため、真っ暗なのですが屋上に10人くらい人が集まっています。
見えにくいですが、たくさん人がいるんです笑
「こんなに沢山の人がこの宿に泊まっていたの?」と思ってたら、そうではないらしく。
よくよく目を凝らすと、隣のゲストハウスと屋根同士がハシゴでつながっていたのです。
多くの人は隣のゲストハウスから来た模様。
なんだか面白くなってきました♪
ちなみに隣のゲストハウスは、ジヴァゲストハウス。
日本人宿泊者が多いことで有名です。
話してみると、ほとんどが一人旅の旅行者でした!
インドの、それも聖地バラナシに、それもわざわざ年末年始に一人旅って・・・。
私もそうですが、きっと皆さんモノ好きな方なのでしょう!笑
(申し訳ありません)
そのうち、シヴァゲストハウスのオーナさんも屋上へ。
しかもビールを持ってきてくれました!!!
(もちろんお金を払います)
そうして。
バラナシのゲストハウスの屋上で。
暗すぎて、お互いに顔も見えない十数人とビールを飲みながら盛り上がり。
わいわい年越しをしたのでした。
カウントダウンが終了したら、おもしろイベントが待っていました。
ランタン揚げです!
一体どこから持ってきたのか。
シヴァゲストハウスのオーナーさんが、おもむろにランタンを準備。
そして点火。
みんなでゆさぶりながら〜〜〜
ゆっくりと浮上。
母なるガンジスの方に飛んでいきました。
正直、聖地というのですから、バラナシの年越しはお祭り騒ぎになっていると思っていました。
が、全くそんなことはありませんでした。
屋上で騒いでいる間も、街は静まり返っていました。
みんな、家の中で家族と共にすごしているのでしょうか。
元旦のガンジス川
一夜明けて1月1日。
ふたたび宿の屋上に向かいました。
朝の6:30頃。
ものすごい霧です。
10m先も見えないくらい。
この時期のインドは、毎日のように早朝に霧が出るそうです。
そしてこれが、交通を乱す要因にもなっているらしく。
宿で出会った人は、霧のせいで夜行列車が10時間くらい遅れたそうです。
少し時間がたち6:50頃。
同じ宿に泊まっていた人も、ぞろぞろと屋上へ。
遠くで見えるオレンジの光は、初日の出などではなく、街灯です。
早朝のガンジス側の様子。
人々の生活は始まっています。
この時期のバラナシは寒いです。
朝はとても冷え込み、10℃以下になります。
ですが、沐浴してる人がいるんですよね〜
さすがインド。
ダシャーシュワメード・ガートは大賑わい。
朝の7:00だというのに、もう人でごった返しています。
あまりHAPPY NEW YEAR的なものを見ないな〜と思っていたら、ありました。
地面にカラーチョーク絵が書かれています。
綺麗だな〜と思ってみていると、牛に踏まれてめちゃくちゃにされていました笑
1月のバラナシは寒いです。
1杯数十円のチャイを飲んで温まります。
ガートでインドのメンズと記念写真。
こんなに寒いのに、めちゃくちゃハイテンションでカメラに写ってくれました笑
ダシャーシュワメード・ガートは人がたくさんですが、少し離れたガードに行くと、人もまばらです。
ガートの端で洗濯物を干していました。
一面霧で湿度が高いので、乾くかは疑問・・・。
こんな光景を見ると、ほんとに日常です。
ハッピーニューイヤー感はそこまで感じませんでした。
ゆく年くる年を考える
年末年始らしい。
年越しらしい。
元旦らしい。
そんなインドを探していたのですが、そんなものはなかったようです。
人々も、
犬も、
牛も、
そして、ガンジス川もいつも通りでした笑
ちなみに、この時期のバラナシは本当に寒いので完全防寒で行ったほうがいいです。
日本の冬と同じと思ったほうが良いかと!
私はあまりに寒すぎて、現地で毛布を買いました。
ガンジス川に入っている旅行者を何人か見ましたが・・・。
皆、例外なく凍えていました笑
年明け早々、異国の地で風邪でダウンしないためにも、体調管理はしっかりと。
沐浴は自己責任でお楽しみください・・・。
私は足だけ浸かりました笑
まとめ
今回は、年末年始のバラナシの様子をご紹介しました。
年越しは、ガンジスを望みながらのビール&ランタン上げとなりました!
まぁ・・・真っ暗&霧が凄くてほとんど見えなかったのですが笑
香港のような派手さはないバラナシの年越しですが、ガンジス川の流れを聞きながら年を数えるのも趣があって良いと思います。
人生ってなんだろう・・・とか色々考えちゃいそうですね笑
今回はここまで!
チャオ!