八幡堀に観光に行く人
・近江八幡の八幡堀に紅葉を見に行くので、観光情報を教えて欲しい
・あと、日帰りで行くので旅行プランや予算も知りたい
こんな風に思っている方はいませんか?
この記事を読むことで以下が分かります。
この記事を書いている私は、2018年の10月末に八幡堀に観光に行きました。
大阪から電車での日帰り旅行です。
この記事は、その時の経験をもとに書いています。
その時はちょうど紅葉の季節でした。
八幡堀の紅葉は控えめに言って最高です。
ノスタルジックな町並みに、紅葉の赤色はとても映えました。
八幡堀とは?
八幡堀の歴史は16世紀まで遡ります。
堀建設の目的は城下町の活性化にありました。
そんな昔の遺産が、21世紀の現代でも人気観光地になっているってなんか凄いですね。
八幡堀は天正13年(1585年)に豊臣秀次(秀吉の甥)が八幡山に城を築き開町したことに始まります。
秀次は、八幡堀と琵琶湖とを繋ぎ、湖上を往来する船を城下内に寄港させることで、人、物、情報を集め、さらに楽市楽座制を実施することで城下を大いに活気づけました。観光案内 | 休暇村近江八幡【公式】
その後八幡堀は、高度経済成長の流れの中で、公害問題や埋め立ての危機に見舞われます。
ただ、市民の力でそれらを乗り越え、現在に至るまで当時の歴史的な面影を残しています。
八幡堀の誕生は近江八幡の歴史文化を生み出してきました。
そんな八幡堀も、市民が八幡堀との関わりや関心を失った昭和40年代後半には埋め立てられようとしていました。
今は観光名所として位置づけられる「八幡堀」ですが、雑草やゴミ、そしてヘドロの中で汗を流し清掃活動をされた人々の努力により甦ったことを私たちは忘れてはいけません。
八幡堀の見どころ・楽しみ方
八幡堀の見どころと楽しみ方を7つご紹介します。
こちらです。
中でも「①紅葉を楽しむ」がイチオシ。
水郷と紅葉の組み合わせは、とても美しかったです。
ラコリーナは八幡堀から少し離れた場所にありますが、レンタサイクルがあれば余裕で行けます。
なくても頑張れば歩いて行けます。
①紅葉を楽しむ
八幡堀はお堀の周辺を自由に散策できます。
こんな感じで、蔵と水路の間に細い道があって通れたりします。
なんだか探検気分で楽しいです。
こういう道を進んでいくと、水路×橋×赤もみじみたいな場所があって、「うわ、めっちゃ綺麗」となります。
中には、道が狭い場所もあるので注意が必要です。
うっかり足を踏み外すと、水路に落ちます。
こうした水路沿いの細道は結構な距離があります。
水郷めぐりで船に乗って、水上から紅葉を楽しむのもいいですが、水路に沿って紅葉の下を歩いていくのも楽しいです。
②水郷めぐり
八幡堀といったら水郷めぐりが有名です。
船に乗って、水路をゆ〜っくりと進んでいきます。
私はひとりでまったりと回りたかったので、利用しませんでした。
船着き場の賑わいを見る限り、結構多くの観光客が利用していました。
堀周辺には何件か水郷めぐりを扱っているお店がありました。
1社ではなく、何社かの船が運行しているようです。
こんな感じで看板があります。
たとえば下記の会社・団体が運営しています。
リンク先で所要時間や料金を確認できます。
③日牟禮八幡宮
八幡堀の近くに「日牟禮八幡宮」という神社があります。
難しい字を書きますが、「ひむれはちまんぐう」と読みます。
神社へのお参りついでに、たねやのスイーツで一休み・・・的なことが可能です。
ちなみに、ここではおみくじを引きました。
で、結果がこちら。
非常に珍しいらしいのですが、「未分(いまだわかれず)」というおみくじを引きました。
曰く、
■下降運■
不安定な運勢であるが、心掛け次第でどうにでもなる大切な時である。
焦り、やけ気味はきびしく慎む事。
とのこと。
なお、日牟禮八幡宮の場所はこちら。
④ラ コリーナ
八幡堀からは徒歩orレンタサイクルで行くことができます。
レンタサイクルがいいですね。
歩くと20分くらいかかります。
この場所を説明するのは難しいです。
まずは、公式HPの説明を引用します笑
ラ コリーナ近江八幡は、自然を愛し、自然に学び、人々が集う繋がりの場。
八幡山から連なる丘に、緑深い森を夢み、自ら木を植え、ホタル舞う小川を作り、生き物たちが元気に生きづく田畑を耕しています。
このような環境の中に、和・洋菓子のメインショップをはじめ、たねや農藝、本社、飲食店、マルシェ、専門ショップ、パンショップなど、ゆったりとした自然の流れに寄り添いながら、長い年月をかけて手がける壮大な構想。
ともかく、自然に囲まれた場所にある自然を体現したような建物で、たねやの美味しいスイーツを買えたり、カフェを楽しめたりするのがラコリーナです。
売り場は大行列ですが、焼きたてのバームクーヘンを1切れから買うことができます。
焼き立ての生地は「ふわっ」としていて最高に美味しいです。
建物の外にはちょっとしたベンチがあり、ここで食べることができます。
緑に囲まれた自然の中で食べるバームクーヘンは非常に美味しかったです。
⑤近江牛を食す
せっかく近江八幡に来たのだから近江牛を食べたいもの。
ですが、普通に食べようとすると結構値が張ります。
ただ、安く楽しめるお店を見つけたのでご紹介します。
・「千成屋」さんの近江牛コロッケ 100円
です。
この2軒については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
「ほたる」さんでは、近江牛の牛丼を食べれます。
こじんまりしたローカルなお店で雰囲気が良いです。
牛丼はこんな感じです。
つゆだくで美味でした。
ただ、近江牛感はあまり感じられず・・・。
牛丼にしてしまっているので、仕方ないですね。
「ほたる」さんの場所はこちら。
「千成屋」さんでは、テイクアウトの近江牛コロッケがいただけます。
お値段は1コ100円と超リーズナブル。
カラッと揚げたコロッケは最高でした♪
「千成屋」さんの場所はこちら。
⑥名物「つぶら餅」を食す
たこ焼き器のような機械で目の前で焼いてくれます。
持ち帰りもできますが、その場で食べることができます。
・イートインで食べると、お茶のサービスがあります♪
つぶら餅ってなに? と思われるでしょう。
つぶら餅は、つぶあんをもち米で包んで焼き上げたお餅です。
カリッとした皮、モチモチの生地、絶妙な甘さの餡がベストマッチで美味です。
八幡堀にお越しのさいは是非、食べてみてください。
この「つぶら餅」は日牟禮八幡宮のたねた限定です。
たねたの場所はこちら。
⑦レンタサイクルで散策
レンタサイクルなら、ラコリーナを始めとした八幡堀周辺の観光スポットに簡単にアクセスできます。
私は実際にレンタサイクルを借りて観光しました。
「あきんどの里」という施設で、1時間200円でレンタルしました。
場所はこちら。
この施設の駐車場にある窓口で、レンタサイクルを借りることができます。
なお、近江八幡のレンタサイクル情報については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
八幡堀へのアクセス方法
電車で行く場合、八幡堀の最寄駅であるJR近江八幡駅で下車します。
ここからは3つの選択肢があります。
②バス 10分くらい
③徒歩 30分くらい
元気があれば歩くのもアリです。
あとの観光のことも考えると、レンタサイクルが便利ですね。
JR近江八幡駅のすぐ近くに「駅リンくん」というレンタサイクル屋さんがあります。
ここで借りれたらベストです。
ちなみに、近江八幡のレンタサイクル情報や八幡堀へのアクセス方法については、こちらの記事で詳しくまとめています。
八幡堀の日帰り旅行プラン
八幡堀への日帰り旅行のプランをご紹介します。
こんな感じです。
八幡堀では、1.5時間くらい滞在しました。
・近江牛コロッケを食べたり
・古い町並みを散歩したり
・日牟禮八幡宮に行ったり
・つぶら餅を食べて茶屋で休んだり
などなどしました。
八幡堀は日帰りでも十分楽しめると思います。
日帰り旅行の予算
八幡堀への日帰り旅行の費用はこちら。
内訳はこちらです。
・食事&スイーツ代 2,000円
・レンタサイクル代 500円
交通費と食事代以外にはあんまりお金を使っていません。
水郷めぐりなどはせずに、ふらふら散策していたのが節約につながったようです笑
ただ歩くだけでも紅葉が美しいので、十分に楽しめますよ♪
まとめ
この記事のポイントをまとめます。
こんな感じです。
八幡堀は紅葉シーズンの訪問がベストですが、それ以外の季節も魅力的な観光地です。
ノスタルジックな町並みが好きな人は、たまらないでしょう。
あと、八幡堀に来たら「ラ コリーナ」も是非セットで観光してほしいです。
ジブリに出てきそうな建物が、自然に囲まれた広大な敷地にポツンと立っています。
中はスイーツ天国です笑
大阪から約1.5時間でいけちゃう八幡堀。
次の週末に日帰り旅行をしてみてはいかがでしょうか。
今回はここまで!
チャオ!