えっ!?
ひとりで海外に行くんですか!?
社会人1年目年の秋。
1つ上の先輩が、ひとりで海外旅行に行くと聞いた衝撃は今でも忘れられません。
はじめまして。
このブログ「アジアをひとりで旅してみたら」を運営しているhiro(@asiahitori)と申します。
この先輩とのやりとりで「一人旅」という楽しみがあることを知りました。
この記事では、そんな私が一人旅にハマったきっかけや、旅行ブログを開設するまでのエピソードを紹介します。
運営者はどんな人?
名前 | hiro |
職業 | 会社員→フリーランス |
年齢 | アラサー |
趣味 | 旅行、美味しいお酒とご飯、読書 |
好きな場所 | 島、海、暖かいところ |
このブログ「アジアをひとりで旅してみたら」は、私の今までの旅の経験をもとにして書いています。
タイトルに「アジア」と入っているのは、アジアが好きだからです。
良く言えば発展途上、悪く言えば整っていない。
アジアの雑多な感じが大好きなのです。
旅行に興味がなかった大学時代
大学時代は全く旅行に興味がありませんでした。
海外旅行はもちろん、国内旅行にも興味がありませんでした。
4年間の大学生活で、どこかに泊まりがけで旅行した回数は3回〜4回くらいだと思います。
世の中には多くの旅行ブログがあります。
そうしたブログの運営者プロフィールを見てみると、
学生時代に世界一周して旅行が好きになった。
とか、
昔から旅が好きでブログを開設した。
と、書かれていることが多いです。
その点私は全く異なります。
休みの日は、勉強かサークル活動かアルバイト。
連休があっても遠出しようなんて思いませんでした。
そして社会人に。転機の訪れ
そんな私も大学を卒業し社会人になりました。
大学は関東でしたが、就職先は関西でした。
関西人の面白い同期に囲まれて、楽しく仕事をしていました。
そんな社会人1年目の秋のこと。
転機が訪れます。
日頃から仲の良かった1つ上の先輩が「有給を使ってフィリピンのセブ島に行く」と話していました。
その時、何の気なしに「誰と行くんですか?」と聞きました。
今度セブ島に行くんだよね〜
へぇ〜、誰と行くんですか?
いや、ひとり旅。
えっ!?
ひとりで海外に行くんですか!?
今となっては驚きませんが、当時は衝撃的でした。
当時の私の中では、旅行は誰かと行くものでした。
そして、日本国内の一人旅ならまだしも、海外に一人旅だなんて。
しかもその先輩は女性だったので、驚きが倍増しました。
当時の私は見ている世界が狭かったのですね。
ちなみにその先輩は数ヶ月後に退職しました。
なんと、旅先のセブ島で縁があり、セブ島の会社に転職してしまったのです。
初めての海外へ。初めてのボーナスの使い道
社会人1年目の12月初旬のことです。
人生で初めてのボーナスを手にしました。
このあたりから、私の人生が少しずつ変わり始めます。
初ボーナスは結構な額でした。
悩んだのは使い道です。
人生初のボーナス・・・
何に使おう・・・
非常に悩みました。
そんなとき、あのときの先輩との会話を思い出したのです。
今度セブ島に行くんだよね〜
へぇ〜、誰と行くんですか?
いや、ひとり旅。
えっ!?
ひとりで海外に行くんですか!?
このとき、ボーナスの使い道が決まりました。
人生初めてのボーナスを使って、人生初めての海外旅行に行こう!
そして、人生初めての海外年越しをしよう!
そう思い立ったのです。
初海外の旅先がついに決定!準備は間に合うか?
海外に行こう!
そう決めてからは急いで準備をしました。
パスポートなんて持っていません。
旅行経験が少ないので、飛行機の乗り方も知りません。
英語も話せません。
Googleと書籍が頼りでした。
とにかく調べて、パスポートを申請し、地球の歩き方を買い、ネットの旅行記事を読み漁り、相棒のバックパックも買いました。
紆余曲折あり、旅先はタイとカンボジアに決めました。
12/29〜1/3の5泊6日です。
空路でタイに入国し、カンボジアへは陸路で入国。そのままカンボジアで年越しをして、再度タイに戻って帰国するルートに決めました。
いざ海外へ。刺激的なタイとカンボジアでの日々
12月29日の朝。
何度も荷造りを確認したバックパックを背負い、関西国際空港へと向かいました。
飛行機に乗ったのは高校の修学旅行が初めてでした。
それ以来乗っていなかったので、人生で2度目の飛行機でした。
そして国際線は初体験。
英語の機内アナウンスにドキドキしました。
タイ、カンボジアでの日々は刺激的でした。
東南アジアの気候、風土、文化、人の多さ、発展途上国特有のエネルギッシュな熱気。
そんなすさまじい熱量とパワーに圧倒されたのを今でも覚えています。
はじめての一人旅なので、トラブルもありました。
タイ・カンボジアの国境を危うく通れなくなったり、クレジットカードの海外キャッシングの設定をしていなくて現金が足りなくなったり。
ただ、そんなトラブルも含めて楽しかったです。
すべてを自分で解決しないといけない「一人旅」というスタイルが、とても気に入りました。
何にも縛られずに気の赴くままに、頼れるのは自分だけの一人旅。
元来のマイペースな性格もあってか、このスタイルが性に合いました。
タイ、カンボジアの旅は私に2つの気づきをくれました。
ひとつは「世界にはまだまだ知らないことがある」ということ。
もうひとつは「そんな世界をもっと見てみたい」ということでした。
これ以降、私はほぼ毎月海外旅行に行くようになります。
そのほぼすべてが一人旅です。
2018年、海外旅行ブログのスタート
このブログ「アジアをひとりで旅してみたら」は2018年の5月にスタートしました。
私が初めて海外に行ったタイミングから2年半が経ったことでした。
この2年半の間に、多くの国と地域に足を運びました。
海外はもちろん、国内の多くの場所にも旅をしました。
ほとんどが一人旅です。
初めての土地に旅行する際、まず始めに行うのは下調べです。
フライト情報、ホテルの情報、平均予算、観光スポット、治安、持ち物などなど。
先人の知恵を大いに参考にします。
ですが、これほど情報に溢れている世の中でも、足りない情報は存在します。
雑誌やガイドブック、複数のサイトを調べても明確な記述がないのです。
現地で聞き込みして解決、みたいなことが何度かありました。
そうやって試行錯誤の旅を続けているうち、ある考えが頭に浮かびました。
あれ?
今まで私が旅で経験した情報って、もしかして誰かの参考になるのでは?
これがブログを始めたきっかけです。
ラオスのルアンパバーンを旅行中に思いつきました。
ラオスから帰国後、すぐにブログを開設しました。
これからも旅行者に役立つ情報を発信していきます。
ブログ「アジアをひとりで旅してみたら」について
このブログ「アジアをひとりで旅してみたら」は、私の旅の経験をもとに書いています。
私の旅の経験は、誰かの参考になるかもしれない
という考えをもとに、これから旅をする人の参考になる記事づくりを心がけています。
これは「過去の自分を救う記事を書いている」と言い換えても良いです。
インドのムンバイを旅行した時のことです。
空港から市内へ電車で行こうと思ったのですが、行き方を調べてもわかりませんでした。
そこで、帰国後にこの記事を書きました。
【関連記事】ムンバイの空港から市内まで電車で行ってみた
これは、私と同じように空港から電車で市内に行きたい人の参考になる記事です。しかし同時に、行き方を知らなかった過去の自分を救う記事でもあります。
またある時は、台湾の高雄に友人とふたりで旅をしました。
この日は、新幹線を使った台北から高雄への日帰り旅でした。
季節は5月。
高雄は灼熱でした。
そこで、台北行きの新幹線に乗る前にシャワーを浴びて帰ろう、という話になりました。
しかし、ネットで調べても全くお店が出てきません。
「高雄 スパ」とか「高雄 風呂」とかで検索すると、いかがわしいお店が出てくる始末です。
結局、銭湯っぽいお店を見つけて、無事シャワーを浴びることができました。
そして、後世の人のためにこちらの記事を書きました。
これは、シャワー探しに苦戦した過去の私を救う記事です。
【関連記事】【高雄】泊まらなくてもシャワーが浴びれるSINGLE INNは日帰り旅行におすすめ!
また、これは海外旅行で必要な持ち物をまとめた記事です。
初めての海外で何を持っていったら良いのか分からない、という過去の自分を救っています。
【関連記事】一人旅好きが選ぶ海外旅行の持ち物リスト【10ヶ国以上一人旅を経験】
このように、少しずつ自分の旅の経験を記事にしています。
このブログの記事が誰かの参考になれば、とても嬉しいです。
そして2020年、フリーランスとして独立
2020年に新卒で入社した会社を辞めました。
在職中に培ったスキルをもとに、独立した形です。
フリーランスになったら、今まで以上に旅行に行きやすくなる
そう思っていました・・・。
2020年から始まったコロナ禍は、旅行業界に暗い影を落としました。
この記事を書いている2023年1月時点でも、影響は続いています。
海外旅行者数の減少と歩調を合わせるように、当ブログのアクセス数もずいぶん落ちました。
かつてのように、旅行業界が賑わいを見せるのはいつになるのでしょうか。
私もずいぶんと海外に行っていません。
最後に行ったのは2020年の春。
コロナが猛威を振るうギリギリ前のタイでした。
1ヶ月の滞在を経て帰国の途につこうとした時、日本行きのフライトが続々キャンセルになりました。
搭乗予定だったエアアジアの直行便はキャンセルとなり、急遽マレーシアのクアラルンプール経由の便を取りました。
あのときは本当に焦りました。
危うく帰れないところだったのです。
また海外に行く日がきたら、ブログを更新したいと思います。
運営メディアのご紹介
旅行ブログを書き続けているうちに、ブログを書くことが趣味になりました。
現在は「アジアをひとりで旅してみたら」を含めて、全部で7つのwebメディアを運営しています。
【関連記事】「アジアをひとりで旅してみたら」の管理人が運営しているメディア一覧
まとめ
これが私のプロフィールです。
ブログの更新は、不定期で気まぐれです。
一人旅好きのマイペースな人間が、ゆるく気まぐれに更新していきます。
このプロフィールも気まぐれで更新するかもしれません。
今回はここまで。
チャオ!