台北から高雄に日帰り旅行をしようとしている人
・台北から高雄へ日帰り旅行したいけど、そもそも可能?
・どんなスケジュールで行ったらいいのか教えて欲しい。
・あと、1日で回れる観光スポットも知りたい。
こんな風に考えている方はいませんか?
この記事を読むことで以下が分かります。
台北から高雄に日帰り旅行をしてきました!旅行プランをご紹介します!
この記事を書いている私は、以前に台北と高雄に男2人旅をしてきました。
その時、台北→高雄へ日帰りで弾丸旅行をしました
この記事はその時の経験をもとに書いています。
台北と高雄は2007年に開通した「台湾新幹線」のおかげで、約1時間30分で行き来できます。
なので、日帰り旅行もできちゃうのです。
【関連記事】高鉄(台湾新幹線)で台北から高雄まで行ってみました!【行き方・切符の買い方】
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台北から高雄への日帰り旅行のプラン
高雄への日帰り旅行のプランはこちらです。
朝はゆっくりしていたので、台北発は10:30と遅めです。
ですが、これでも高雄で9時間ほど滞在できます。
今回は男2人旅。
お互い、旅程をキツキツには詰め込まず、まったり思うがままに観光するタイプです。
なので、時間の割に観光した場所は少なめでした。
高雄での滞在9時間で、訪問した観光地はこちらです。
GGoogleマップで観光したルートを線で繋いでみました。
高雄をぐるっと一周した感じですね。
高雄日帰り旅行で訪れたスポットを紹介
12:30頃〜21:30頃までの9時間、高雄を目一杯観光しました。
ここからは、日帰り高雄旅行の内容をご紹介したいと思います。
まず向かったのは、左營駅から近い蓮池潭です。
①パワースポット!蓮池潭の龍虎塔へ
まずはパワースポットの「龍虎塔」に行きました。
いわずと知れた高雄の超有名な観光スポット、蓮池潭の龍虎塔を見に行きました。
新幹線の停車駅である左營駅からは歩いて行けるので、アクセスが良いです。
この日の高雄は快晴。
龍と虎の奥に望む青空が美しいです。
龍の口から入り虎の口から出ると、「罪が浄化されて福が来る」と言われています。
台湾観光協会の公式サイトには、蓮池潭(龍虎塔)の詳しい説明があります。
説明は日本語で書かれているので、普通に読めます。
高雄市の郊外にある有名な観光地で、孔子廟や啓明堂、龍虎塔、中国の宮殿を彷彿させる「春秋閣」があります。夕方は、夕陽が湖面に映り、この区で最も美しいひとときです。近隣には国定古跡に指定されている鳳山区の城壁や城門があります。
龍虎塔
龍の口が入口、虎の口が出口になった龍虎塔は、1976年、春秋閣から約700 メートルのところに建てられた塔です。外観は生き生きと躍動感にあふれ、塔内には龍塔の方に中国人が親孝行の模範と認める「二十四孝子」や悪人が地獄で受ける「閻魔大王審罰刑図」などの絵が、虎塔の方に「十二賢士」や天国の世界を描いた「十殿玉皇大帝三十六宮将図」などの絵が飾られています。春秋閣
春閣、秋閣、同じ大きさのふたつの塔からなる春秋閣は、1951年、武聖、関羽を祭って建てられました。春閣と秋閣の間には、騎龍観音像が立てられます。騎龍観音像には、観音菩薩が雲の間から龍に乗って現れ、信者にその姿の像を現在の位置に立てるよう命じたという伝説があります。
龍虎塔の観光が終わった時点で13:30頃でした。
この後はお昼を食べに行きます。
【関連記事】高雄のパワースポット!蓮池潭で龍虎塔を観光!
②お昼ごはんは「哈瑪星黒旗魚丸大王」で高雄のローカル飯
昼食は魚団子スープで有名な「哈瑪星黒旗魚丸大王」に行きました!
龍虎塔の次はフェリーで旗津島に行く予定でした。
なので、旗津島行きのフェリー乗り場近くの「哈瑪星黒旗魚丸大王」というお店でご飯を食べました。
外観からして、超ローカルなお店です。
ここでは看板メニューの「魚団子のスープ」と「魯肉飯」をいただきました。
魚団子のスープは、プリプリの団子とあっさりスープが絶妙にマッチ。
甘辛の魯肉飯もとても美味しかったです。
近くのコンビニでにビールも買ってきて盛大に楽しみました。
ここまでで14:30くらい。
続いてはフェリーで旗津島に向かいます。
【関連記事】高雄のおすすめローカルフード!「哈瑪星黒旗魚丸大王」の海鮮スープは安くて美味!
③高雄の島に行こう!旗津島を観光
フェリーに乗って旗津島に行きました。
フェリーの乗船時間は10分くらい。
島といっても、目と鼻の先なのでびっくりするくらいすぐ着きます。
旗津島へのフェリーの乗り方、料金、運行時間はこちらで詳しく書いています。
【関連記事】旗津島へのアクセスは高雄からフェリーで約10分!【行き方、運賃、運行時間をご紹介】
旗津島は長さ11kmの島です。
もともとは高雄と陸続きでしたが、港湾工事の関係で島になりました。
この島には、ビーチや史跡、海鮮レストランやサイクリングコースなどがあります。メインストリートには道の両側に屋台が出て賑わっています。
この島では、ひたすらのんびりと過ごしていました。
電動自転車を借りて島を一周したり。
浜辺の南国リゾートみたいな道を歩いたり。
凧揚げをしたり。
このカラフルな凧は露店で買うことができます。
旗津島は風が強いのか、高くまで上がりました。
ビーチのレストランで夕日を見ながらビールを飲んだり。
結局、旗津島には14:30〜19:30まで滞在しました。
だらだらと旗津島を満喫したせいか、ここでの滞在時間は5時間となりました。
限られた時間の半分を旗津島に費やしたのです。
でも、それくらい楽しい場所でした。
この日帰り旅行の半年後にまた高雄に行きました。そのときも同じように、旗津島でダラダラ過ごしました。旗津島観光の楽しみ方は以下の記事で詳しく解説しています。
【関連記事】旗津島観光の楽しみ方7選!高雄のリゾートアイランドを遊び尽くそう!
また、台湾観光協会の公式サイトには、旗津島の詳しい説明があります。
説明は日本語で書かれているので、普通に読めます。
旗津は細長く延びる島で、かつては「旗後」と呼ばれていました。市内からはフェリーが就航し、また海底トンネルも開通しています。旗津は小さいながらも見所沢山の島です。廟前路にそびえる天后宮は300年の歴史を誇ります。また昔ながらの通りには海鮮料理店が立ち並び、美味な海の幸を廉価で存分に味わうことができます。
旗後砲台
旗後砲台の最大の特色は、中国風の風格を有する要塞建築様式で、八字の門と八字の壁、「威震天南」の額が掲げられた門、「喜」の字を二つ重ねたレンガ、隅のコウモリの彫刻など、随所に中国伝統建築のスタイルがみてとれます。旗後灯台
灯台の基部はルネッサンス後期のバロック建築様式で、主体の後方は八角形になっています。灯台からの視界は大変良好で、高雄港全体が見渡せます。旗津天后宮
道教の守護神「媽祖」が奉納されているこの廟は、年中参拝客が絶えず、現在においても地元住民の篤い信仰の対象となっています。高雄市最初の媽祖廟として1979年に国により文化財に指定されました。旗津海産街
旗津は四方を海に囲まれ、豊かな海の幸に恵まれています。海産料理を扱う店舗が立ち並び、「旗津渡輪站」(旗津フェリー乗り場)近くの廟前街の海鮮レストランや海水浴場前の出店でにぎわいを見せています。また旗津路を車で進めば「過港隧道」沿道にも海鮮レストランが並んでおり、威勢のよい声で呼び込みをしている店員の姿が見られます。旗津海岸公園
高雄市政府では、旗津独特の地理的景観を生かし、主に海洋風景に重きを置いて開発を進めました。園内には遊歩道が貫き、海水浴場、展望遊歩道、草原エリア、自然生態エリアの4つの観光レクリエーションエリアがあります。
④世界で2番目に美しい駅「美麗島駅」で感動
美麗島駅は、「世界で最も美しい駅」の第2位にも選ばれたことのある駅です。
旗津島から帰ってきた後は美麗島駅を見に行きました。
地下鉄の天井が一面、ステンドグラスアートになっていてキラキラ。
天井を見上げると別世界。
本当に綺麗でした。
2015年からは、時間によってはステンドグラスの色が変わるショーをやっているそうです。
台湾観光協会の公式サイトには、美麗島駅(光之穹頂)の詳しい説明があります。
説明は日本語で書かれているので、普通に読めます。
参考:美麗島駅(光之穹頂) – 高雄市 – 台湾交通部観光局公式サイト
「美麗島」駅は、台湾高雄市新興区にある高雄MRTの紅線(赤ライン)と橘線(オレンジライン)の乗換駅です。その駅舎のコンコースの天井に施されたパブリックアートは、世界的に著名なイタリアのステンドグラスアートの芸術家Maestro Narcissus Quagliata(マエストロ・ナルシサス・クアグリアータ、中国語:水仙大師)による祈りを表現したステンドグラス作品です。様々なガラスアートの技巧を酷使して製作されたこの作品は、世界最大級のガラスパブリックアートで、「光之穹頂」(The Dome of Light)と命名されました。この作品は港町高雄に美的な雰囲気をもたらし、「美麗島」駅は新しい観光スポットとして知られるようになりました。
「光之穹頂」の製作には4年もの年月が費やされ、ドイツで製作され台湾まで運ばれて来ました。作品のテーマは時計回りに、生命を育む「水」、繁栄と成長を象徴する「土」、精神の創造を象徴する「光」、破壊と再生を象徴する「火」の4つに分けられ、人間の歴史を語っています。
この「愛と包容」がテーマの大型パブリックアートは、計4,500枚のステンドグラスを使用した、直径30m・総面積660㎡の世界最大級のガラスアートです。クアグリアータ氏が描いたリムのラインに従って職人が鉛のリムを仕上げて製作されました。
ここでもう20:00。
帰りの新幹線は21:40。
滞在時間はあと1時間半しかありません。
⑤高雄最大の夜市!「六合夜市」を散策
最後の観光スポットは「六合夜市」です。
美麗島駅のステンドグラスアートを堪能した後は、六合夜市に向かいました。
非常に活気があり多くの観光客が訪れる夜市です。
台湾観光協会の公式サイトには、六合夜市の詳しい説明があります。
説明は日本語で書かれているので、普通に読めます。
六合観光夜市(ナイトマーケット)に足を運ばなければ、高雄に行ったとは言えません。1950年、現在の高雄市新興区大港埔近くの空き地に屋台がぽつぽつと出たのがこの夜市の始まりです。その後、屋台はどんどん増え続け、あっという間に「小吃」(B級グルメ)で名を馳せる「大港埔夜市」を形成していました。そして、規模はどんどん拡大し、いまの六合夜市になりました。
この夜市は高雄駅から目と鼻の先のところにあります。中山路沿いにほど10分歩き、右に曲がると六合夜市に突き当たります。昼間はなんの変哲もない大通りですが、日が傾く頃ともなれば、行き交う人々でごった返すにぎやかな集落へと変貌します。軒を連ねるおよそ138の屋台のほとんどは「小吃」、娯楽ゲームなどです。洋服や雑貨などを売る屋台もぼつぼつだが出ています。
この夜市の目玉は何といっても、安くて家庭的なステーキセットが売りのステーキ屋が大小合わせて10軒余りも並んでいることです。山の幸、特産、コールドドリンク、氷菓、海鮮料理屋などないものはなく、種類も多いため、選ぶのに迷ってしまうほど。また、パパイヤミルクと蝦の塩蒸しは高雄ならではイチオシの味覚です。
六合夜市は、高雄の定番観光スポット。
ゆっくり見て回りたかったのですが、時間がないため断念。
30分くらいでさっと見て終わりました。
ここまでで20:30くらい。
残された時間はあと1時間です。
ちなみに、ローカル感あふれる瑞豊夜市もおすすめです。
【関連記事】瑞豊夜市は屋台もゲームも熱い穴場観光スポット【高雄で一押しのローカル夜市】
⑥高雄の銭湯でサッパリしてから台北に帰ろう
宿泊なしでシャワーを浴びれる場所を見つけたので、入浴してから台北に帰りました。
高雄の暑い気候の中、丸一日観光したので汗だくでした。このまま1時間30分新幹線に乗るのは嫌・・・。ということで、宿泊客でなくてもシャワーを浴びれるホテルを探していました。
そして夜の高雄を彷徨い、宿泊客でなくてもシャワーが浴びれる「Single Inn(ジングルイン)」というゲストハウスを見つけました。
時間がないのでさっそくフロントでお金を払い、タオルを受け取って浴場へ行きました。脱衣所、大浴場もありました。シャンプーも用意されていたので、手ぶらでいけます。
シャワーはもちろん、湯船もあったので疲れが取れました。日本のスーパー銭湯みたいな感じの場所です。日帰り旅行におすすめですよ。
シャワーが浴びれる「Single Inn(ジングルイン)」の情報は以下の記事で詳しく書いています。
【関連記事】【高雄】泊まらなくてもシャワーが浴びれるSINGLE INNは日帰り旅行におすすめ!
急いで入浴を済ませた後は、Uberで左營駅(新幹線の出発駅)へ向かいました。
そして無事、21:40の新幹線に乗ることができました。
これにて高雄日帰り旅行は終了です。
帰りの新幹線は、湯上がりのいい気分で爆睡していました。
台北から高雄への台湾新幹線の予約方法は?
台湾新幹線の乗り方は日本の新幹線とほぼ同じです。
チケットは「外国人旅行者向けの20%OFFの台湾新幹線のチケット」を事前に買うのがおすすめです。
台湾新幹線の乗り方は日本の新幹線とほぼ同じです。事前にチケットを購入したら、あとは改札に切符を通して電車に乗り込むだけです。車体の外観も内容も日本の新幹線によく似ています。
チケットは駅の無人券売機や台湾のコンビニ、台湾新幹線の公式サイトなどで購入できます。ただ、「外国人旅行者向けの20%OFFの台湾新幹線のチケット」という旅行者向けの超お得なチケットがあるので、これを買いましょう。
台湾新幹線のチケットの買い方や乗り方については、以下の記事で詳しく解説しています。
【関連記事】高鉄(台湾新幹線)で台北から高雄まで行ってみました!【行き方・切符の買い方】
【追記】高雄が気に入りすぎて、後日2泊3日で旅行しました
高雄が気に入ったので、後日、2泊3日でまた高雄に行きました。
台北-高雄の日帰り旅から半年後、今度は高雄に2泊3日の旅行に行きました。高雄が好きになってしまったので、またすぐに訪れたのです。
二回目の訪問もやっぱり最高でした。
旗津島や蓮池潭、夜市を再訪しました。2泊3日で余裕があったので、前回は行けなかった「瑞豊夜市」や「駁二芸術特区」や「愛河」などへも足を運びました。
旅行の様子は以下の記事でまとめています。
【関連記事】【旅行記】台湾の高雄に2泊3日の旅をしてきました!【費用とプラン】
【関連記事】高雄の駁二芸術特区(駁二アート特区)を観光!現代アートが溢れるアミューズメント施設!
まとめ
この記事のポイントをまとめます。
こんな感じです。
今回は台湾新幹線を使った「高雄日帰り旅行プラン」をご紹介しました。台北から1時間半でいけるので、日帰りでも高雄を十分満喫できます。個人的には大満足の旅でした。
今回はここまで。
チャオ!